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【博多】「うどん平」はタモリが帰る度に行くおすすめのお店(移転)

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肉ごぼ天うどん

JR博多駅から少し歩いたところに「うどん平」はある。

福岡のうどんにおいて、つゆは「スメ」と呼ぶ。スメをどれだけ吸ったうどんなのかが、美味しさの基準である。

つまり「スメを吸った延びた状態」が美味しいとされる。

ここ「うどん平」は、そんな福岡うどんとは異なり、かなりコシがある。とは言っても讃岐うどんほどのコシがあるわけではない。

ちょうど福岡うどんと讃岐うどんの中間と言ったところだろうか。表面のふわっとした食感と、中心部の弾力のあるコシを楽しむことができる。

せっかく福岡に来たのだから、福岡流の柔らかいうどんが食べたい。という人には不向きのうどんだ。福岡流の柔らかいうどんが希望ならば、因幡うどんをおすすめする。

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「うどん平」の外観と雰囲気/お昼時は行列覚悟

うどん平外観

JR博多駅からもほど近い裏路地に、うどん平はあった。店構えは昔ながらの蕎麦屋といった具合だろうか。

店内も同様に、懐かしい雰囲気が漂う、「ザ・蕎麦屋」の造りである。

ただ、蕎麦はメニューになく、うどん一筋での営業だ。

「うどん平」は2019年8月に移転した。店舗写真や雰囲気などは、全て移転前のものである。

「うどん平」は人気店である。2018年のうどん百選に取り上げられてから、さらに人気に拍車がかかった。

もともとタモリさんが「福岡で一番美味しい」と紹介して人気に火が付いたようだ。お昼時は平日でも4~50分ほど待つ日もあるという。

僕は14時頃に訪れてみたところ、待ち無しで入れた。どうやら、お昼時は外したほうがいいらしい。

ただ、この「うどん平」は、海老天が人気らしく、お昼時でなくなってしまうことが多い。海老天を食べたいならば、行列を覚悟で訪れるしかない。

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「うどん平」で実際にうどんを食べた感想/わずか100円の裏ワザアリ

うどん

※移転後の店舗は未訪問だが、味は移転前と変わらないとの情報を得ている。

うどん平には「合わせ」というメニューがある。別々のメニューの具を100円で合わせる注文方法だ。

例えば、ごぼ天うどん450円と肉うどん550円を合わせて「肉ごぼ天うどん」にしたい時、高い方の550円にプラス100円=650円となる。

僕はこの「肉ごぼ天うどん」にした。

肉に甘めの味付けがなされていたので、出汁にその甘さが移ってしまっていると思いきや、肉の反対側は無事だった。

いりこやあごを使った優しい出汁はえぐみの無い澄んだ味。薄くスライスして珍しく1枚ずつ揚げたごぼ天の旨味を含むと、甘味が加わる。

麺はその場で手切りにて切り分けている。適正なゆで時間で茹で上がると、表面はふわっと、中心部は弾力のある麺に仕上がる。

思えば、適正時間で茹でて表面がふわっとするのだから、粉の配合か生地のこね方か、福岡のうどんというのは「ふわっと」させる何かが作り方にあるのだろう。

つまり、茹で時間を適正にすれば表面だけ柔らかく、長くすれば福岡独特の中心部まで柔らかい麺に仕上がるといった具合だ。

福岡うどんも讃岐うどんも、どちらも好きな僕にぴったり。「うどん平」の麺は、まさに福岡うどんと讃岐うどんのいいとこ取りをした麺である。

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「うどん平」その他メニューと価格/300円からのリーズナブル設定

※移転後のメニューと価格

かけ…300円/たぬき…400円/きつね…400円
月見…400円/わかめ…400円/おぼろ…400円
丸天…400円/玉子とじ…450円/ごぼう…450円
ざる…450円/釜揚げ…450円/肉…550円
他人…600円/山かけ…650円/山かけ冷麺…650円
鍋焼き…700円/各大盛…100円/各合わせ…100円

かしわ飯…150円/いなり…200円

※当記事内の価格は全て税込

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「うどん平」基本情報、営業時間とアクセス/移転後の情報

【住所】福岡県福岡市博多区住吉5丁目10−7 第3住吉ハイツ
【電話番号】092-431-9703
【営業時間】月~金11:30~16:00、土11:30~15:00
【定休日】日・祝日
【キャッシュレス】不可
【アクセス】博多駅博多口から徒歩11分
▶公式サイトはこちら

超個人的5段階評価
立地:評価-/移転につき、未訪問。
コスパ:評価5/移転して若干値上げしたが、それでも安い。
清潔度:評価-/移転につき、未訪問。
接客:評価-/移転につき、未訪問。
入りやすさ:評価-/移転につき、未訪問。
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「うどん平」はタモリさんが行くお店まとめ

うどん平のうどんは、確かに美味しい。つゆと麺とごぼ天が三位一体となってバランスの良いうどんに仕上がる。

しかし、うどん平の美味しさの一番の秘密は「手作り感」だ。

つゆの底には出汁のにごりが溜まっていて、かき混ぜると浮かび上がってくる。麺も手切りで太さが不揃いである。

客の目の前で麺を一生懸命打つ。

そんな手作り感満載なうどんだからこそ、並んででも食べたいと思えるのだ。

福岡に訪れた際には、タモリさんが愛して止まない「うどん平」で腹を満たしてみてはどうだろうか。

ただ、「うどん平」は移転後、JR博多駅から若干遠くなった。1キロほど歩くことになる。

駅近で手軽に済ませたい場合は、この記事を参考にしてほしい。

福岡市グルメ
この記事を書いた人
ジャパトラ

関東在住の30代オッサン。
海鮮と海外ドラマをこよなく愛するブロガー。
「旅先のチェーン店、入るべからず」が座右の銘
でもスタバは入るぉ。
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