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【仙台】味太助と旨味太助、牛タンを食べるならどっちに行くべきか?

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牛タン

ランチ予算・1,000~2,000円
ディナー予算・1,000~2,000円
混雑・時間帯によっては並ぶ
仙台から徒歩で20分圏内
「味・太助」おすすめ度★☆☆☆☆
「旨味・太助」おすすめ度★★★★☆

仙台に来たからには牛タンを食べずに帰れない。

名物としてすっかり定着した仙台の牛タンは、全国的に見られる焼肉店のそれとは異なり、レモン汁を付けダレとして食すスタイルではない。

従業員が炭火で焼き、味付けまでされて提供される。

全国展開している仙台の牛タンチェーン「利休」などが同様のスタイルで営業しているので、仙台に出向く前に立ち寄ってみるのもいいだろう。

そして実際に仙台に到着したら、ぜひ立ち寄ってほしい牛タン屋がある。その牛タン屋とは、仙台牛タン発祥の店「太助」だ。

ところが、仙台市内には数店舗の太助がある。ネットで検索してみると、その中で「味・太助」と「旨味・太助」の2店舗が仙台牛タン発祥と謳っていることに気づく。

「味太助 旨味太助 どっち」や「仙台牛タン 発祥」なんて検索ワードでこの記事に辿りついたあなたは、どちらに行けば「発祥の店」としての牛タンがいただけるのか疑問に感じていることだろう。

その疑問の答えとしては、「旨味・太助に行けば間違い無し」と答えておこう。「味・太助」のほうは飲食店の形態を成していないので、おすすめはできない。

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味・太助と旨味・太助、どっちが本店でどっちが分店?

仙台牛タンの産みの親は故・佐野啓四郎氏だ。

食料不足が続いた戦後のGHQ支配下で、GHQ進駐軍が捨てていた牛のタンとテールを使用して作られたのが仙台牛タンである。

都市ガスが一般化する前なので炭火を用い、食糧難のため麦飯を用いた。

付け合わせの野菜も冷蔵設備がなかったので、長期保存できる浅漬けとしたのだ。

そして佐野啓四郎氏の出身地である山形の伝統料理「味噌南蛮(青唐辛子の味噌漬け)」を添えた。

この提供スタイルを頑なに守っている「味・太助」と「旨味・太助」の両店は、さすが「発祥の店」を謳うだけのことはある。

「味・太助」は創業者・佐野啓四郎の息子が2代目を務める

創業者の実の息子が2代目を務めている「味・太助」こそ、仙台牛タン発祥の店だと現店主は主張している。

従って、「味・太助」のwebページには、「旨味・太助」はのれん分けをした分店として紹介されているのだ。

「旨味・太助」は創業者・佐野啓四郎の娘婿が店主を務める

一方、「味・太助」から“分店扱い”を受けている「旨味・太助」の店主は、創業者・佐野啓四郎の一番弟子で娘婿だ。

「味・太助」を受け継ぐ立場ではあったものの、後継者争いに途中から佐野啓四郎の実の息子(現・味太助の店主)が加わったため、別の店(旨味・太助)を開業した。

店内には「味・太助と旨味・太助は何ら関係の無い店」との注意書きがある。お家騒動を客の前に出してしまうあたり、少し残念な気持ちにならざるをえない。

太助のお家騒動は東京へも

「味・太助」と「旨味・太助」は距離にして100メートルも離れておらず、その近さからもお家騒動が生じるのは理解できる。

ただ、太助には全国各地にのれん分けした分店が存在していて、東京にも数店舗ある。ところが、「味・太助」のwebページには、水道橋分店しか記載が無いのだ。

それでいて東京側の太助のwebページには、「味・太助」が本店であると記載されていて、とても複雑な事情が見え隠れしている。

結局、どっちが後継者なのか問題

創業者の店を守る味・太助の現店主、実の息子こそが後継者か。

いや、実際に創業者のもとで長年に渡り修行をしてきたのは、旨味・太助の店主である。「味を受け継ぐ」ということでは、こちらが後継者なのでは?

本人たちが各々「後継者」を名乗っている状況では、外野である我々は実際に利用して判断するしかない。

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味太助と旨味太助、仙台で牛タンを食べるならどっちに行くべきか?(実食レポ)

「味・太助」でランチをした日のディナーで「旨味・太助」にお邪魔してきた。

自ら「仙台牛タン発祥の店」謳う2つの店の牛タンをいただいたところで、いろいろ思う所があったため、翌日にもう一回、今度は「旨味・太助」をランチで、「味・太助」をディナーで試してきた。

「味・太助」は味にばらつきアリ

味太助外観

創業者の息子が店主を務める「味太助」は、その建物こそ「発祥の店」と言えるのかもしれないが、肝心の味ではどうだろうか?

味云々を語る前に、まず飲食店としての形態を成していないことに驚いた。

炭場は店主、テールスープはその奥さん、残りはパート風の従業員が3~4名。それぞれ持ち場が担当制になっている。

そしてカウンターに案内されると炭場を担当している店主と相対することになるのだが、この店主がなかなかの頑固おやじな風貌で不愛想で少し怖い。

注文が入ってから焼き上げる牛タンだが、意外と早く焼きあがるため、なにも焼いていないでただ立っているだけという時間がかなりある。

それはほかの従業員も同じで、何か仕事をしている時間5割、立っているだけの時間5割といったところか・・・。

その立っているだけの時間、全従業員がカウンター側から客席の方を不愛想な顔で睨みつけてくるのだ。まるで監視をされているかのようで、客席に座った者は連れとの談笑もしづらい、異様な空間となる。

「食」というのは味はもちろん、見た目や雰囲気によっても美味しさが変わる。そういった観点からも、終始不愛想な異様な雰囲気で、黙って黙々と食べる牛タンは味気ない。

せめて盛り付けの見た目がよければ救いになるのだが、出てきた牛タンがこれである。

味太助牛タン

家庭の晩ご飯のように出てきた。

さらにテールスープの味付けも1日目と2日目で異なり、薄す過ぎたり濃すぎたり、安定しない。

牛タン3枚の定食で1,800円、4枚の定食で2,100円。14時まではランチタイムで100円引きになる。

「旨味・太助」はバランス重視

旨味太助外観

創業者の娘婿が炭場に立つ旨味・太助も、味・太助と同じく分業制らしい。しかし店内は活気があり、従業員の接客も明るい。

こちらは観光客よりも常連客が多いように感じた。入店待ちの行列も味・太助の3割程度だ。

旨味太助牛タン

盛り付けもボリュームがあり、美味しそうだ。

ただ、味・太助ではデフォルトでついていた味噌南蛮が、旨味・太助では言わないと出てこない。

味は2日ともぶれる事なく、美味しくいただいた。

牛タン4枚の定食で1,500円、5枚で1,850円、6枚で2,200円。ランチも割引は無い。

太助両店の総評

「味・太助」も「旨味・太助」も、メインの牛タンに限っては味に違いが無いように思えた。それならば、1枚当たりの単価が安く、雰囲気もよい「旨味・太助」のほうが断然おすすめできる。

ただ、両店とも牛タンが少し固めだ。これは、全国展開している利休などのチェーン店は、タンが柔らかくなる改良を加えているに対し、太助両店は昔ながらのまま敢えて柔らかく加工をしていない為である。

太助の牛タン・牛テールスープ・南蛮味噌は自宅でも楽しむことができる。セット以外にも牛タン単品もあるので、ぜひ試してほしい。

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「味・太助」「旨味・太助」営業時間とアクセス

「味・太助」と「旨味・太助」は100Mも離れていないが、仙台駅からは離れている。駅から徒歩20分と言ったところだろうか。

仙台駅西口を出て青葉通りを真っすぐ進むと、やがて中央通りと交差する。中央通りを右折してしばらく歩くと左手に小田急仙台ビルが見えてくるので、その先を左折しよう。

仙台市内

三越を右手に見ながら歩くと、とり鉄のある交差点がある。

仙台市内

この交差点を左折すれば「味・太助」、右折すれば「旨味・太助」だ。

味・太助

宮城県仙台市青葉区一番町四丁目4-13
営業時間11:30~21:30
TEL(022)225-4641 FAX(022)225-7672(火曜日定休日)
味太助公式サイト

旨味・太助

仙台市青葉区国分町2-11-11
営業時間11:30~22:00
TEL022-262-2539(月曜日定休日)

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味太助と旨味太助、仙台牛タンを食べるならどっちに行くべきか?まとめ

そもそも柔らかくて食べやすい牛タンを望むならば、太助に行くべきではない。

なぜなら太助両店では、創業当時のままの噛み応えのある牛タンにこだわっているからだ。

その創業当時のままこだわった牛タンを食べたいならば、迷わず「旨味・太助」をおすすめしたい。

仙台市グルメ
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この記事を書いた人
ジャパトラ

関東在住の30代オッサン。
海鮮と海外ドラマをこよなく愛するブロガー。
「旅先のチェーン店、入るべからず」が座右の銘
でもスタバは入るぉ。
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【わんたび】

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