新型コロナウイルスの影響で、営業時間の変更やメニューの変更がある可能性があります。

【天満宮】中村屋の80円コロッケはスイーツ!天神橋筋商店街の名物

この記事は約5分で読めます。

コロッケ

商店街の食べ歩きといえば、まずコロッケが思い浮かぶ人も多いだろう。

大阪には日本一長いとされる天神橋筋商店街があり、ここでも例に漏れず、名物のコロッケがある。

そのコロッケは、ダウンタウンの浜ちゃんを筆頭に、様々な著名人に愛されていて、差し入れ用に何十個も購入するタレントもいるのだとか。

「日本一うまい」と称される中村屋のコロッケは、5,000個売れる日もあるという。その人気の秘密は一体、何なのか。

実際に出向き食べ歩きをしてみると、あまりの旨さに3回も行列に並んでしまった。行列が増えるのは嫌だが、どうしても紹介しておきたいコロッケなので、近くに寄った際には立ち寄ってみてほしい。

スポンサーリンク

中村屋の外観と雰囲気/素朴な昔ながらの惣菜屋

中村屋外観

南森町駅を出てすぐの場所に、中村屋はある。

店舗の間口は3メートルほどしかなく、存在を知らなければ素通りしてしまいそうな佇まいだ。

しかし、商店街の中に突如、工事現場のような赤いコーンが出現するので、分かりやすい。

この赤いコーンに沿って、待機列が作られる。常時数十名ほど並んではいるが、回転が早い為、待ち時間はあまり無い。

訪れた日も10人ほど並んでいたが、待ち時間はほんの数分だった。

さて、商店街のコロッケといえば、精肉店で販売していることが多い。

ところが、中村屋は精肉店ではない。店の中では従業員がひしめき合いながら、ジャガイモに衣を付けていて、店先の揚げ油で揚げる。

揚がったコロッケは、すぐ隣のレジにある大きいバットに移され、次々と売れていく。

つまり、中村屋は揚げ物専門店である。80円のコロッケを日に5,000個なので、コロッケだけで売り上げは40万円。

こんな商売、僕は未だかつて見たことが無い。

スポンサーリンク

中村屋で実際にコロッケを食べた感想/おかずではなくスイーツ

中村屋では、コロッケの他にもミンチカツ(メンチカツを大阪ではミンチカツと呼ぶ)やハムカツなど、様々な揚げ物が販売されている。

「コロッケ3つに、ミンチカツ2つ、ハムカツ3つね!」なんて注文でも、わずか1秒で「〇〇円ね~!」と切り返す、暗算が早い女将さんが売り場を担当。

持ち帰りだと紙にくるむ、懐かしいスタイルで味があって良い。もちろん食べ歩きの場合は専用の紙袋に入れてくれる。

さらに、「生6個!」と言って、揚げる前の衣の状態で購入する人もいた。

中村屋では、平日は全ての商品を揚げているが、週末はコロッケとミンチカツのみの販売だそうだ。つまり、この2種類が中村屋のメインということで、今回はコロッケとミンチカツを購入した。

コロッケ

コロッケ

例えば、駄菓子であるチロルチョコレートに、百貨店で買うような1粒300円もする高級チョコの味を求めないのと同じで、80円のコロッケには素朴な幼稚な味が求められる。

中村屋のコロッケは、芋のゴロゴロした感じは無い。しっかりと裏ごしされた滑らかなタイプだ。

カラッと揚がったコロッケの衣はサクサクで、気を付けないと中の滑らかな芋が押し出されてしまうぐらいである。

具は100%ジャガイモのみ。他の余計な具材は使用していない。これは逆に、ジャガイモに対する自信の表れでもある。

揚げたてのコロッケをハフハフ言いながらかじってみると、「ん?」と疑問が浮かんだ。

これは本当にジャガイモなのだろうか?もしかしたらさつま芋ではないだろうか?

そう思えるほどに甘いのだ。こんなに甘みのあるコロッケを、僕は食べたことが無い。80円にしては主張が激しいコロッケで、素直に旨い。

ただ、甘いのでご飯のおかずになるか、疑問である。さつま芋の天ぷらでご飯を食べられる人なら問題ないだろうが、個人的にはちょっと遠慮したい。

中村屋のコロッケは旨いが、スイーツとして食べるのがいいのかもしれない。

ミンチカツ

ミンチカツ

衣がサクサクなのは、ミンチカツも同じだ。

中具は玉ねぎなども使用されており、ハンバーグのタネをミンチカツにしたと思って差し支えない。

肉比率が多いので、肉を食べてる感がもの凄い。肉の臭みもなく、とてもジューシーに揚がっている。

130円という値段を考えれば、値段相応と言ったところだろうか。コロッケほどのインパクトは無い。

コロッケもミンチカツも、ソースを付けずともしっかりと味があり旨い。したがって食べ歩きでもソースの提供は無いので注意したい。
スポンサーリンク

中村屋のその他メニューと価格

ビフカツ…280円/トンカツ…200円/ハムカツ…80円
上トンカツ…380円/上ビフカツ…580円
ギョーザ(6ヶ)…200円/チキンナゲット(3ヶ)…110円
フランクフルト…110円

※当記事内の価格は全て税込

スポンサーリンク

中村屋の基本情報、営業時間とアクセス

【住所】
【電話番号】06-6351-2949
【営業時間】9:00~18:30
【定休日】日曜日・祝日
【キャッシュレス】不可
【アクセス】地下鉄堺筋線・谷町線南森町駅4b出口徒歩1分
JR東西線大阪天満宮駅徒歩1分

超個人的5段階評価
立地:★★★★★/駅近くで便利
コスパ:★★★★★/コロッケは値段以上
清潔度:★★★☆☆/昔ながらの雑多な感じ
接客:★★★☆☆/良くも悪くも昔ながら
入りやすさ:★★★★★/回転も速く、気兼ねなく並べる
スポンサーリンク

中村屋の80円コロッケはスイーツ!天神橋筋商店街の名物まとめ

「日本一うまい」と言われるコロッケは、伊達ではなかった。確かにこれまで食べたことの無い、唯一無二のコロッケである。

スイーツかと思うほどにジャガイモの甘みが広がり、ソースを付けなくともちゃんと味がある。

食べ歩きはもちろん、まとめ買いで持ち帰る事も可能。揚げる前の生の状態で購入し、自宅で揚げたてを楽しむのもいい。

営業時間は18:30までだが、コロッケを始め、揚げ物各種は無くなり次第終了だ。メインのコロッケも夕方には売り切れていることが多いと聞く。

暗くなる前に、おやつとして楽しむのが正解だ。

大阪市グルメ
この記事を書いた人
ジャパトラ

関東在住の30代オッサン。
海鮮と海外ドラマをこよなく愛するブロガー。
「旅先のチェーン店、入るべからず」が座右の銘
でもスタバは入るぉ。
Twitterのフォロー、よろしくお願いします。

ジャパトラをフォローする
ジャパトラをフォローする
スポンサーリンク
【わんたび】

コメント