新型コロナウイルスの影響で、営業時間の変更やメニューの変更がある可能性があります。

【稲荷町】江戸前天丼発祥の地で食べる「天三」の天丼がコスパ良し

この記事は約5分で読めます。

天三の天丼

浅草は、江戸前天丼の発祥地である。

大手チェーン「てんや」などが提供する通常の天丼と異なり、江戸前天丼は揚がった天ぷらをタレにくぐらせてから盛り付ける。

盛り付けてからタレを回しかける通常の天丼はサクサク感をだいぶ残しているが、江戸前天丼はしっとりとした食感だ。

浅草には、江戸前天丼を出す店が数多くある。ガイドブックやネットの情報を頼りに店を探すと、雷門近くの店が何件かヒットするに違いない。

しかし、そういった店は行列になりがちで、値段も高く、質が伴っていない事も多い。

もとを正せば、江戸前天丼はファストフードである。食べたい時にフラッと店に入り、最高に旨い丼を安価で食べてこそ。

そんな江戸前天丼ならではの楽しみ方ができる、最高の店を見つけた。上野駅と浅草駅の中間、稲荷町駅からほど近い「天三」である。

周辺は住宅街。家族で営む天三は、昔ながらの蕎麦屋風。もちろん観光客など立ち寄る立地ではなく、地元民が足繁く通う名店だ。

今回は、天三の最もオーソドックスな天丼(1,100円)と、季節毎にネタが変わる季節の天丼(1,320円)を紹介する。

※上野駅から程近い入谷駅にも同じ名前の天ぷら店があるので注意。

スポンサーリンク

天三の外観と雰囲気/町の蕎麦屋風の佇まい

天三の外観

東京メトロ銀座線「稲荷町」駅から徒歩2分、大通りからは1本入った裏路地にある天三は、昭和27年創業の老舗天ぷら店だ。

上野駅や浅草駅から徒歩でも20分程度。下町を散歩しながら向かうのも楽しい。

天三のメニュー構成は天ぷら各種と天丼各種、おまけ程度に鰻を扱う。ほぼ天ぷら専門店である。

外観も店内も、出前をやっていそうな町の蕎麦屋風で、どこか懐かしい。

カウンター6席に、小上がり3つのテーブルと、こじんまりしたレトロな空間だ。

愛想のいい女将さんと大将、それに若大将の3人でのオペレーションは、完全分業制で手際よく回している。
スポンサーリンク

天三で実際に江戸前天丼を食べた感想/ボリューム満点

天三の突き出し

天丼を注文すると、まずサラダと漬け物が提供される。酒の有無に関わらず、突き出し感覚だ。

「ベジファースト」が叫ばれて久しいご時世、血糖値が気になるお年頃になった僕にとっても、嬉しいサービスである。

漬け物は近所の漬物屋で仕入れているらしい。

天丼と一緒に出される味噌汁が、これまた格別の美味しさ。豆腐とワカメの平凡な味噌汁ではあるが、かつお出汁が効いていて、三つ葉がちょっぴり上品さを演出している。

天丼(えび・きす・いか・かき揚げ)

天三の天丼

天三の最もオーソドックスな天丼は、メニューによれば「えび」「きす」「いか」「かき揚げ」がラインナップされているらしい。

そして実際に登場した天丼には、しし唐とカボチャも盛り付けられていた。

黒いタレの色に最初は驚いたりもしたが、食べてみると意外にもあっさり味。少し粘度の強いタレが天ぷらにもご飯にもよく合う仕立てに。

江戸前天丼の海老と言えば車海老が使われることが多い。このボリュームで1,100円という価格から想像するに、天三では才巻海老(養殖版車海老)を使っているのではないだろうか?

しっかり歯ごたえのある海老である。

いかは厚さが2㎝は越えるのではないだろうか、ものすごくぶ厚いのに柔らかい。

きすは少し小ぶりながら、ふわふわで甘みのあるもの。

どのネタも、鮮度が良い状態のものを使っているのが分かる。

最も驚いたのは、他の天ぷらの下に完全に隠れていたかき揚げだ。大きなえびの天ぷらが盛り付けられていたにも関わらず、かき揚げにも6匹の小エビが。

この店、儲けを出せているのだろうか?

季節の天丼(冬は牡蠣)

天三の季節の天丼

季節の天丼は、その名の通り、季節によってネタが変わる。

僕が注文した時期は冬だったため、牡蠣が入っていた。

牡蠣は大振りの三陸産のものが2個、他にえびが2尾・蓮根・さつまいも・しし唐・舞茸だ。

口の中にジュワ―っと広がる牡蠣のエキスがたまらない。

オーソドックスな天丼も同じだが、揚げに使用されるごま油の上品な香りが食欲をそそる。

スポンサーリンク

天三のその他メニューと価格

天丼(えび・きす・いか・かき揚げ)…1,100円
かき揚げ丼(小えび)…1,100円
いか天丼(いか・野菜)…1,250円
天重(えび2本・きす・かき揚げ)…1,300円
上天重(天重に1品と野菜)…1,650円
特天重(穴子1本付き)…1,950円
えび天重(えび4本と野菜)…1,650円
上えび天重(えび5本と野菜)…1,950円
上かき揚天重(小えび・いか・貝柱)…1,800円
穴子天重(穴子2本と野菜)…1,800円
季節の天丼(季節によって)…1,320円

A天ぷら定食(6品)…1,350円
B天ぷら定食(8品)…1,850円
C天ぷら定食(9品)…2,250円
特天ぷら定食(10品)…2,550円

天ぷら盛合わせ
1人前(8品)…1,600円
上(9品)…2,000円
特(10品)…2,300円

うな重(吸物・新香付)…3,300円
上うな重(肝吸・新香付)…3,800円
蒲焼・白焼は各200円引

※当記事内の価格は全て税込

スポンサーリンク

天三の基本情報、営業時間とアクセス

【住所】 東京都台東区元浅草2丁目8-8
【電話番号】0338426464
【営業時間】11:30~14:00、17:00~20:00
【定休日】日曜、祝日
【キャッシュレス】不可
【アクセス】東京メトロ銀座線稲荷町駅2番出口徒歩2分

超個人的5段階評価
立地:★★★★☆/駅近だが、用事がないと行かない駅
コスパ:★★★★★/とても高い
清潔度:★★★★☆/個人店ならではの雑多感
接客:★★★★★/親しみやすい
入りやすさ:★★★★☆/外から店内が見えない
スポンサーリンク

江戸前天丼発祥の地で食べる「天三」の天丼がコスパ良し まとめ

レビューサイトで「天ぷらがサクッと揚がっていない」として、低評価をつけている人もちらちら見かける天三の天丼。

いや、違うのだ。天ぷらはちゃんとサクサクした状態で揚がっている。

「江戸前天丼」というのは、サクサクに揚がった天ぷらを、タレの中にダイブさせて盛り付ける料理だ。ご飯に合うよう、厚めの衣にたっぷりのタレを染み込ませる。

天三は昭和27年創業。「江戸前天丼」として後発組ではあるが、昨今の薄衣でサクサクの天丼とは一線を画す、昔ながらの天丼を安価で提供している。

江戸前天丼発祥の地・浅草では観光客ナイズされた天丼も多い。全く江戸前では無いものを提供する粗悪な店もある。

浅草駅からは徒歩で20分程かかるが、下町の風情を楽しみながら、散歩がてら本物の江戸前天丼を楽しんでみてはどうだろうか。

台東区
スポンサーリンク
この記事を書いた人
ジャパトラ

関東在住の30代オッサン。
海鮮と海外ドラマをこよなく愛するブロガー。
「旅先のチェーン店、入るべからず」が座右の銘
でもスタバは入るぉ。
Twitterのフォロー、よろしくお願いします。

ジャパトラをフォローする
ジャパトラをフォローする
スポンサーリンク
【わんたび】

コメント