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【海浜幕張】駅前の本格中華「ちんたんたん」で高コスパ安いランチ

この記事は約7分で読めます。

ちんたんたん牛肉の黒胡椒炒め

幕張メッセにマリンスタジアムと、イベントで使う機会も多い千葉の海浜幕張駅。

今回紹介する中華料理「ちんたんたん」は、海浜幕張に行く度に幾度と利用している馴染みの店である。

と言うのも、海浜幕張駅周辺は「飲食店不毛地帯」。

いや、正確に言えば、あちらこちらに大量の飲食店が乱立している。しかし、ほぼ100%に近い確率でチェーン店なのだ。

僕は味が均一化されたチェーン店よりも、その地域に根付いた個人店が好きだし、このブログでもそういったお店を紹介している。

しかし、僕が「ちんたんたん」に通う理由は、他に選択肢がないからではない。

「ちんたんたん」の料理は中国人が鍋を振る本格的なもので、それでいて安い。しかもボリューム満点である。

ランチは日替わり定食A.B.Cの3種が700円、ワンランク上のFランチ1種類が880円。毎日4種類の中から選べるのも嬉しい。

この記事では、ランチの日替わり定食を紹介するが、ラインナップは完全にランダムなので、狙った料理が出現する日まで気長に通ってほしい(笑)

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ちんたんたんの外観と雰囲気/商業ビル4階の奥で見つけにくい

aune幕張外観

JR京葉線・海浜幕張駅の北口(幕張メッセやマリンスタジアムとは反対の出口)を出てすぐ右、徒歩1分の商業ビルaune幕張の4階に、ちんたんたんがある。

aune幕張は飲食店ビルで、チェーン系の居酒屋などが数多く入居する。チェーン店を除くと、このビルで食事をするならばラーメンの「増田家」か、ここ「ちんたんたん」だろう。

ちんたんたん外観

店内はとても広く、ゆったりと食事をすることができる。スタッフは中国人だが、日本語で不自由なく意思疎通可能だ。

接客は丁寧な人と愛想のない人など、人によるところが大きい。

税込商品と税抜商品が混在しているメニューや、メニューブックの上にお冷を置くなど、少々荒々しい点もあるので注意。

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ちんたんたんで実際に日替わりランチを食べた感想

ちんたんたんのランチは安い。

回鍋肉や麻婆豆腐などお馴染みの中華メニューのランチが日替わりで3種類、どれもご飯(お替わり無料)・スープ・ザーサイ・杏仁豆腐が付いて700円だ。

この日替わり3種の他に、ワンランク上の880円のランチメニューも用意されている。

700円ランチから4品、880円ランチから1品に加え、ちんたんたんで最も美味しいと感じる焼き餃子を紹介しよう。

880円ランチ「牛肉の黒胡椒炒め」

牛肉の黒胡椒炒め

牛肉の量も多く、しめじ・人参・ピーマン・玉ねぎなどの野菜類もたくさん入っている。したがって、全体のボリュームはとても多い。

黒胡椒とごま油の鉄板の味付けは、中華らしく濃いめ。ご飯が進んでしまうが、お替わり無料なので安心だ。

コクのあるオイスターソースにピリッと効いた黒胡椒がなんとも絶妙である。

炒め具合も素晴らしい。大きくカットされた野菜たちも、加熱しすぎることなく、シャキシャキ感をちゃんと残す徹底ぶり。

メインのおかずが濃いめの味付けに対し、スープは実にあっさり。メインとの調和を取っている。

700円ランチ「鶏肉とニンニクの芽炒め」

ちんたんたん「鶏肉とニンニクの芽炒め」

鶏肉・ニンニクの芽・玉ねぎ・人参・きくらげと、やはりボリューム満点。

ニンニクの芽は湯通ししてから薄皮を剥くと、見違えるほど食感が良くなる。わずか700円のランチでさえ、下ごしらえを怠っていない。好印象である。

火は通っているのに食感も残している人参や玉ねぎもさることながら、歯ごたえのあるニンニクの芽と、ふっくら柔らかい鶏肉のコントラストが心地よい。

ごま油の香りが食欲を増強させ、ついついご飯をお替わりしてしまうのは嬉しい欠点だ。

700円ランチ「海老入り麻婆豆腐」

ちんたんたん「海老入り麻婆豆腐」

まず、今にもこぼれそうなボリュームに驚く。

おそらく一丁使っているのではないかと思われる木綿豆腐の量、そして存在感も出ているひき肉の量。具材比率が高い麻婆豆腐だ。

さらに、大きな海老が3尾も入っている。

四川風ではないので、花椒による痺れはない。しかし辛さは相当なもので、子供はまず食べられない。いや、大人も大量の汗をかくこと必至。

口に入れた瞬間はほのかな甘みを感じ、後追いで辛さが襲ってくるタイプだ。

こく深い麻婆餡と海老の組み合わせは初めてだったが、意外と合う。それとも中国には「麻婆海老」という料理があるのだろうか?

広東風の麻婆豆腐の中でも、かなり質の高い麻婆豆腐だと感じた。

700円ランチ「ミニホタテと玉子の塩炒め」

ちんたんたん「ミニホタテと玉子の塩炒め」

ふんわり玉子としっとりミニホタテ、もうしわけ程度のニラのみ。実にシンプルである。

ミニホタテの貝柱も散りばめられていて、食感の違いを楽しむことも可能だ。

味付けもシンプルに塩。鶏ガラだしとホタテの海鮮エキスのおかげで、あっさりしながらも、こく深い味わいを実現していた。

ごま油が塩味をマイルドにしてくれていて、バランスがいい。

シンプルな料理なだけに、味付けのセンスが光る一皿である。

700円ランチ「回鍋肉」

ちんたんたん回鍋肉

提供されたままを撮影しているので、キャベツばかりな印象かもしれない。実際には、キャベツの内側に豚肉が大量に入っていた。

具はキャベツ・ピーマン・人参・玉ねぎ、それに豚肉である。

もともと甜麺醤で味付けをする回鍋肉は、甘さが前面に出る料理。ちんたんたんの回鍋肉は味がハッキリしていて濃い。

甘さもかなり強いので、好みが別れそうな回鍋肉であることは確か。

個人的な感想としては、お酒には合わない。つまり、ご飯に合う回鍋肉ということで、これもまたご飯のお替わりは必須である(笑)

焼き餃子

ちんたんたん焼き餃子

ちいたんたんは焼き餃子も美味しい。

スーパーで販売しているような薄い皮ではなく、もちもちとした厚い皮で包むのが、本場中国流。

たっぷりと餡が包まれている証拠に、箸で持ち上げるとずっしりと重い。まるで小籠包のごとく肉汁が溢れてくるので、心して食べよう。

ちんたんたんの焼き餃子は、餡にしっかりと味が付いているため、醤油をつけなくても美味しい。ただ、ニンニクがかなり強めなので、ランチで食べるときは注意だ。

大きい焼き餃子が5つ盛られて400円。700円ランチと880円ランチが税込なのに対し、焼き餃子は税抜である。

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ちんたんたんのその他メニューと価格

<ランチ(税込)>
もやしラーメン…650円/麻婆豆腐麺…650円
特製味噌ラーメン…680円/タンタン麺…680円
野菜タンメン…680円/チャーシュー麺…680円
五目ラーメン…680円/酸辣湯麺…680円
五目焼きそば…680円/五目海鮮揚げ麺…680円
上海焼きそば…680円/レタス炒飯…650円
炒飯…650円/高菜炒飯…680円/麻婆丼…650円
中華丼…680円
A・B・C日替わりランチ…700円
Fランチ…880円

<グランドメニュー(税抜)>
焼き餃子…400円
芝エビとセロリの塩炒め…880円
イカとニンニクの芽炒め…680円
湯葉と季節野菜炒め…880円
芝エビとイカの薄塩炒め…980円
イカと野菜の黒胡椒炒め…980円
豚肉の細切り四川風炒め…980円
車海老と茸のチリソース煮…1,180円
車海老とカシューナッツの唐辛子炒め…1,180円

etc.

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ちんたんたんの基本情報、営業時間とアクセス

【住所】千葉県千葉市美浜区ひび野1丁目14 aune幕張4階
【電話番号】0432991589
【営業時間】11:00〜14:30、17:00~22:30(日は22:00)
【定休日】年中無休
【キャッシュレス】クレジットカード、交通系電子マネー、各種ペイ
【アクセス】JR京葉線・海浜幕張駅北口徒歩1分

超個人的5段階評価
立地:★★★★★/駅前で便利
コスパ:★★★★★/とても高い
清潔度:★★★★★/とても綺麗
接客:★★★☆☆/スタッフによりばらつきあり
入りやすさ:★★★★☆/フロアで見つけにくいのが難点
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駅前の本格中華「ちんたんたん」で高コスパ安いランチまとめ

チェーン店がひしめく海浜幕張駅周辺において、とても貴重な個人店。

味良し!ボリューム良し!価格良し!
とてもコスパにすぐれた、ちんたんたんのランチがおすすめだ。

日替わり3種のランチは700円と驚異的なコスパを実現している。海浜幕張駅周辺で美味しい中華をお腹いっぱい味わいたい時に訪れてみるといいだろう。

千葉市グルメ
この記事を書いた人
ジャパトラ

関東在住の30代オッサン。
海鮮と海外ドラマをこよなく愛するブロガー。
「旅先のチェーン店、入るべからず」が座右の銘
でもスタバは入るぉ。
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