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【宿泊記】大盤振る舞いのホテルインターゲート広島は若者向け

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ホテルインターゲート広島の部屋

広島の繁華街である八丁堀にそびえ立つ14階建てのホテルインターゲート広島。

路面電車「広電」の八丁堀駅から徒歩3分、JR広島駅からもタクシーで5分の好立地である。

オープンして間もないホテルなので、とても綺麗で空間の使い方も洒落ている。

ラウンジはまるでお洒落なカフェと化していた。専任スタッフが淹れてくれるコーヒーや茶菓子がサービスされ、パソコンを広げている宿泊客もいる。

時間帯によってはカクテルやお茶漬けなど、全て無料で楽しめるのが嬉しい。

ここはほんとにホテルのラウンジだろうか?そんな疑問を抱くほどに大盤振る舞いなホテルである。

広島市内では珍しく、大浴場を完備するホテルとあって、ビジネスホテルでありながら家族連れも目立っていた。

ただ、今回宿泊してみて率直な感想を述べるならば、
「ホテルインターゲート広島は若者向けのホテル」である。

「ハード面はホテル側が用意するから、ソフト面は各自どうにかしてくれ」そんなスタンスのように感じた。

それでは詳しくレビューしていこう。

なお、新型コロナ対策で朝食が通常のものと異なっていた為、朝食の紹介は割愛させていただく。

<宿泊日>2020年11月
<部屋タイプ>スタンダードシングル
<価格>6,100円(楽天価格)

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ホテルインターゲート広島の外観と雰囲気

ホテルインターゲート広島外観

ホテルインターゲート広島は、路面電車「広電」が走るメイン通りにあり、分かりやすい。原爆ドームや広島城などの主な観光地へも徒歩圏内と、利便性も抜群である。

フロントは最上階にあり不便

ホテルインターゲート広島のフロントは、最上階の14階にある。このため、チェックイン時は一度最上階まで行き、階下の宿泊階へ移動しなければならない。

フロントに付属するラウンジからの眺めをアピールポイントとしてるが、フロント接続の利便性を犠牲にする形となっている。

さらに、「フロント」ではなく「レセプション」、それもアルファベットで「reception」表記を採用している。

1階のエレベーターホールには「レセプション」、つまりフロントが14階であることが案内されているが、日本人は「レセプション」という単語に馴染みがない。

フロントの場所が分からず、右往左往している宿泊客もいた。

また、チェックイン時には部屋や施設の説明はなく、説明が書かれた紙を渡されるのみである。

チェックアウトは部屋のテレビから

フロントが14階にあるという不便を考慮してか、チェックアウトは部屋のテレビからおこなえる。フロントに立ち寄る必要がなく、ホテルを後にできるのだ。

ただし、なにかしら清算がある場合は、テレビでのチェックアウトはできない。14階のフロントまで行く必要がある。

エレベータ3機

ホテルインターゲート広島エレベーター

エレベーターは3機が稼働している。速度も速くストレスを感じることは少ない。

ただ、チェックイン時とチェックアウト時は要注意である。

先出の通りフロントが最上階に存在している影響で、1階ー14階の最長区間に加え、宿泊階から14階の区間と、一人当たりの乗車時間が長い。

これは、エレベーターに乗りきらずに待ちが発生する原因にもなっている。

カードキーで作動するタイプのエレベーターなので、セキュリティ面は安心だ。

大浴場は小さいが綺麗

ホテルインターゲート広島には、広島市内のビジネスホテルとしては珍しく、大浴場が完備されている。

正確には「中浴場」程度の大きさではあるが、綺麗で大きな風呂に浸かれるのは嬉しい。

ただ、大浴場は1階に存在してる。しかもアクセスは2階からだ。

つまり、2階でエレベーターを降り、1階の大浴場まで階段を使うシステムである。

当然帰りも2階まで階段を利用し、そこからエレベーターに乗らなければならない。

バリアフリーが求められる昨今、階段の昇り降りをしなければ大浴場を利用できないのは残念である。

大浴場にはタオル類は用意されていないので、部屋から持って行こう。

大盤振る舞いのラウンジをぜひ利用しよう

ホテルインターゲート広島ラウンジ

最上階14階のフロント横には、宿泊者が自由に使えるラウンジが用意されている。

ラウンジは朝6時~午後11時まで利用でき、様々なサービスをおこなっている。

6時~7時 コーヒー・スムージー
7時~10時半 朝食
10時半~21時 コーヒー・紅茶・ソフトドリンク
15時~21時 お茶菓子
17時~19時 ワイン・カクテル
21時~23時 お茶漬け

朝食は有料だが、その他は全て無料で振舞われる。コーヒーは専任のスタッフが1杯ずつ淹れてくれ、ソフトドリンクはドリンクバーのそれでは無く、ガラスピッチャーから注ぐタイプだ。

テーブルもカフェのようなお洒落なもので、最上階に位置していることから眺めも最高である。

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ホテルインターゲート広島で実際に宿泊した部屋

ホテルインターゲート広島の部屋

今回宿泊したスタンダードシングルは、最もランクの低い部屋ながら、18㎡もの広さがあり、とても快適だ。

もちろんスーツケースは楽に広げられる。

ベッド周りのコンセント/必要性を感じない

コンセントはデスク、テレビラッグ、浴室、ベッドに各1つずつ、計4つがあり優秀だ。

ベッドにもコンセントがあるのは嬉しいが、頭のすぐ後ろにデスクのコンセントがあるので、特に使うことはなかった。

トイレ、風呂の水回り/とても綺麗

ホテルインターゲート広島のユニットバス

とても清潔に保たれているユニットバスには、ボトルのシャンプー類、洗面台には泡で出るタイプのソープが用意されている。

鏡の曇り止めもばっちりだ。

アメニティ/必要最低限

ホテルインターゲート広島のアメニティ

アメニティは歯ブラシ・綿棒・ヘアブラシ・シェーバー・ボディタオルが用意され、必要最低限なイメージだ。

また、部屋着が下がスウェット、上が浴衣タイプで、上下に分かれていた。大浴場に部屋着やタオルを持って行く際の巾着袋が用意されていたのも嬉しい。

テレビラッグに無料のミネラルウォーターも置かれていた。

デスク周り・Wi-Fi/狭い

ホテルインターゲート広島のデスク

デスクはベッドの頭側に位置する珍しいタイプで、かなり狭い。大き目のノートパソコンを置いたなら、他に物が置けなくなるぐらいの狭いスペースである。

さらにデスクには引出しがなく、必要な物はベッドの足側にあるテレビラッグに置かれている。

スマホ充電器は各社の物が揃えてあり、LANケーブルも常備だ。(ただしテレビラッグに)

無料のWi-Fiもストレスなく使え、docomoのスマホは電波良好だった。

その他

冷蔵庫は最初からスイッチが入っているタイプで、500mlのペットボトルが6本は程度入る、まずまずの容量。

貴重品金庫や電子ケトル、空気清浄機も常備されている。

ズボンプレッサーはエレベーターホール脇に各階3台あった。

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わんたびオススメ近隣飲食店

広電が走るメイン通りに位置するので、周辺に飲食店は多い。すぐ隣にセブンイレブンがあるのも便利である。

周辺に数ある飲食店の中から、広島ならではのものをいくつか紹介しておく。

「広島風お好み焼き」みっちゃん総本店

みちゃん総本店のお好み焼き

広島の名物を手軽に食べたい時はここ。ホテルから徒歩1分、広島風お好み焼きのパイオニア「みっちゃん総本店」がおすすめ。

「広島産素材の小料理屋」四季祭

四季祭牡蠣のオイル漬け

ワンランク上の和食で晩酌も最高。ホテルから徒歩5分程の四季祭では、料亭で修行経験のある大将の、確かな料理が楽しめる。

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ホテルインターゲート広島の詳細・基本情報とアクセス方法

▶公式サイトはこちら
【住所】広島県広島市中区鉄砲町5−16
【電話番号】0822246110
【価格帯】high・11,000円/low・5,000円(楽天トラベル目安)
【IN/OUT】15:00/11:00(プランにより異なる)
【駐車場】有り(詳細は要確認)
【アクセス】
電車・JR広島駅9分、広電八丁堀駅徒歩3分
車・広島ランプ25分

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大盤振る舞いのホテルインターゲート広島は若者向けまとめ

最上階にあるフロントは「reception」と呼ばれ、併設しているラウンジはお洒落で眺めも良い。様々な無料サービスも嬉しい限りだ。

部屋も綺麗でスタイリッシュである。テレビでチェックアウトできる利便性も高評価であろう。

スマホ等で簡単に調べられる若者にとっては、不自由はないのかもしれない。むしろお洒落な空間に居心地すら良く感じるだろう。

しかし、年配層はどうだろうか。チェックイン時からフロントの場所が分からず、チェックイン時に長々と書かれた説明書きの紙を渡されるだけ。さらに大浴場は階段の昇降を伴う。

年配層が一人で宿泊するには、少し敷居が高いのかもしれない。むしろ、「ホテル側が年配層の一人客をターゲットの客層としていない」とすら感じた。

 

ホテル中国・四国
この記事を書いた人
ジャパトラ

関東在住の30代オッサン。
海鮮と海外ドラマをこよなく愛するブロガー。
「旅先のチェーン店、入るべからず」が座右の銘
でもスタバは入るぉ。
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