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【動物園前】大阪のシチューは透明?新世界あづま食堂でレトロ飯

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あづま食堂シチュー

昔ながらのコテコテな大阪を楽しめる新世界で、長きに渡って営業している「あづま食堂」にお邪魔してきた。

大阪の隠れた名物料理「シチュー」を提供する飲食店は、わずか数店舗しか残っていないらしく、あづま食堂はその貴重な1店舗だ。

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あづま食堂の外観と雰囲気

あづま食堂外観

数年前に改築したばかりの綺麗な建物ではあるが、チェーン店にはない、昔ながらの食堂の雰囲気が漂う外観となっている。

店内は10席ほどのカウンターのみで、テーブル席は無い。客席に置かれた冷蔵庫には、作り置きのおかずが並んでいて、客がセルフで好きなおかずを取るシステムである。

常連らしき客たちが、「おはよう」と挨拶しながらドアを開け、真昼間からビールを注文し、好き勝手に冷蔵庫からつまみを取り出す。流れている時間が昭和なのだ。

店を切り盛りしているのは、年配夫婦。終始アットホームな優しい雰囲気が店内に漂っていた。

営業時間が9:00~15:00なので注意しよう。
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あづま食堂で実際にシチューを食べた感想

あづま食堂シチュー

この日、あづま食堂に着いたのは12時少し前。事前調査で「シチューとかやくご飯のセットがマスト」だと知り、シチューとかやくご飯を注文してみた。

ところが、あづま食堂は閉店が15時と早い。かやくご飯は無くなり次第終了ということで、この日は昼飯時を待たずして終了。代わりに白いご飯を注文した。

ほどなくしてシチューが提供されたのだが、それが写真の丼である。まさに青天の霹靂、僕が知っているどのシチューにも当てはまらない、新種の食べ物だったのだ。

「ルー、入れ忘れじゃない?」

そんな失礼な感想を抱いてしまうくらい、混乱してしまうビジュアル。

恐る恐る口に運んでみると…

おっ!旨い!

コクのある牛薄切り、柔らかいのに煮崩れしていないじゃがいもや、甘みがすごい玉ねぎの存在感も凄い。これらから出たダシに塩を加えた、優しい味わいの汁も魅力的だ。

ホワイトシチューやビーフシチューなどは、液体の方の味付けが前面に出てくるが、あづま食堂のシチューは違う。素材の旨みが前面に出ているので、味付けは必要最低限でも、シチューとして成り立つ。

懐かしい家庭料理として、郷愁を誘うメニューなのだ。

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あづま食堂のその他メニューと価格

玉子丼…450円/きつね丼…450円/天丼…500円
親子丼…550円/他人丼…550円/カツ丼…650円
カレーライス…550円/カツカレー…700円
かやくご飯…大300円、小250
めし…大250円、中200円、小180円
シチュー…350円/味噌汁…100円/玉吸い…150円
豚汁…200円/玉子入り味噌汁…150円

<うどん・そば>
かけ…300円/玉子…450円/月見…450円/きつね…450円
きざみ…450円/天ぷら…500円/カレー…500円
シチュー…550円/ざる…500円/おろし…550円

その他冷蔵庫内、お惣菜各種

※当記事内の価格は全て税込

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あづま食堂の基本情報、営業時間とアクセス

【住所】大阪府大阪市浪速区恵美須東2丁目5−7
【電話番号】0666314248
【営業時間】9:00~15:00(LO.14:30)
【定休日】水曜日
【キャッシュレス】不可
【アクセス】大阪メトロ各線動物園前駅北改札5号出口徒歩3分

超個人的5段階評価
立地:★★★★★/駅チカ、観光地の中
コスパ:★★★★★/大変優秀
清潔度:★★★★☆/個人店ならではの雑多感あり
接客:★★★★★/アットホーム
入りやすさ:★★★★☆/一人でも入りやすい
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大阪のシチューは透明?新世界あづま食堂でレトロ飯まとめ

ホワイトシチューともビーフシチューとも違う、まるでルーを入れる前の未完成品のようなシチューが出てくるあづま食堂。

見た目とは裏腹に、具材がらしっかりダシが出ていて、具材の旨みを味わうタイプのシチューだった。

現在、このタイプのシチューを味わえるのは、大阪でも数店舗までに減ったそう。その火が消える前に味わっておきたい。

あづま食堂は、通天閣のお膝元、新世界にある。観光のついでにふらっと立ち寄れるのも魅力だ。

大阪市グルメ
この記事を書いた人
ジャパトラ

関東在住の30代オッサン。
海鮮と海外ドラマをこよなく愛するブロガー。
「旅先のチェーン店、入るべからず」が座右の銘
でもスタバは入るぉ。
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【わんたび】

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