地下鉄銀座線で浅草駅よりも少し上野寄り。
周辺は、浅草から続く昔ながらの下町となっており、観光客も絶えない田原町駅。
食器や調理器具に食品サンプルなど、飲食店向けの業務用品を扱う店が軒を連ねる「かっぱ橋商店街」へも徒歩数分だ。
そんな田原町駅前にオープンした「アパホテル浅草田原町駅前」は、アパホテルの中でも比較的新しく、とても綺麗で快適な空間である。
さらに大浴場も完備しているとあって、浅草観光の拠点に使う人も多い。
今回は、この「アパホテル浅草田原町駅前」に宿泊してきたので、詳しくレビューいていこう。
<宿泊日>2021年5月
<部屋タイプ>ダブルルーム
<価格>5,100円(楽天価格)
アパホテルを初めて利用する人向けに、アパホテルとはどんなホテルかを解説した記事も併せてご覧いただきたい。
アパホテル浅草田原町駅前外観と雰囲気
東京メトロ銀座線「田原町駅」から徒歩1分。上野や浅草へも徒歩圏内と、抜群の立地に佇む。
入り口からフロントに至るまでは、まさにアパホテル。大理石やシャンデリアなども健在だ。
ホテル1階にはコメダ珈琲店が入居し、ホテルの朝食会場も担っている。
エレベーターは3機用意され、カードキーのセキュリティも備わっていた。
アパホテル浅草田原町駅前で実際に宿泊した部屋
部屋の中も他のアパホテルと変わりなく、狭い。大きなスーツケースは広げることが難しいのではないだろうか。
ベッド周りのコンセント
コンセントはデスクに1口、ベッドに2口、壁(空気清浄機用)に1口、ユニットバスに1口。計5口。
トイレ、風呂の水回り
ユニットバス内はとても清潔に保たれ、気持ちが良い。鏡の曇り止めもキッチリされていた。
浴槽はアパホテル特有の卵型で、深さはあるが小さい。ただ、大浴場を完備しているホテルなので、部屋の浴槽はおまけと考えて差し支えないだろう。
カランもアパホテル独自のもので、初めて使う場合はすこし戸惑うかもしれない。
アメニティ
アメニティはアパホテル標準セット。ボディタオル・シェーバー・歯ブラシ・シャワーキャップ・コットン・綿棒・コームが揃っている。
ユニットバスにはボトルに入ったシャンプー類と、泡で出るタイプのハンドソープも置かれている。
デスク周り・Wi-Fi
デスクは大きく、パソコン作業に向いている。アパホテルで評価の高い、キャスター付き椅子も健在だ。
アパホテルはLANケーブルも標準装備なので、ビジネスマンの強い味方である。
無料Wi-Fiの電波は良好で、ストレスなく利用できる。docomoのスマホの電波も良好だ。
その他
空調は一括管理で、冷暖房の選択はできない。空調や部屋の照明スイッチは全て、枕元の集中管理パネルに集約されており、とても便利である。
冷蔵庫は500㎜ペットボトルが6本程度入る大きさ。スイッチは自分で入れるタイプだ。
空気清浄機は標準設備だが、ズボンプレッサーは各階のエレベーターホールに3台ずつの設置なので、注意しよう。
アパホテル浅草田原町駅前の大浴場
引用元:公式サイト
ホテル14階には、大浴場「玄要の湯」がある。
準天然光明石人工温泉で、10人程度が浸かれる大きな内湯と、4人程度の露天が備わっている。露天には1人用の樽風呂も2槽あり、長湯は必至だ。
洗い場は全部で13。シャワーブースも1つある。
脱衣所には鍵式の脱衣ロッカーが28あるが、浴槽の規模的にロッカーが満員に近い時は避けたい。
入浴可能時間は
PM3:00〜AM1:00/ AM6:00〜AM10:00
宿泊者はもちろん無料で利用できる。
※浴場内のマナーの観点から、大浴場の画像については公式サイトから引用している。また、この項目の情報は、全て男湯のものである。
アパホテル浅草田原町駅前の朝食
朝食は、ホテル1階に入居しているコメダ珈琲店が会場となっている。
画像は道路に面した外側の入り口だが、ホテルのロビーから入れる入り口もある。
朝食は朝7:00から11:00まで。フロントで朝食券(税込820円)を購入しよう。
通常、コメダ珈琲店では名古屋の喫茶店文化である「モーニング」をおこなっている。
ドリンクを1杯注文(最安コーヒー430円)すれば、トーストと卵がついてくるサービスだ。
(卵はゆで卵か卵ペースト、もしくは小倉あんから選択可)
さて、アパホテル浅草田原町駅前の朝食券で利用する場合、ドリンク・トースト・卵の他に、ヨーグルトとサラダが付いてくる。
朝食券は820円。ドリンク・トースト・卵を通常のモーニング同様に430円と設定すれば、特別に付属しているサラダとヨーグルトで390円ということになる。
ホテルの朝食と考えれば安いのかもしれない。ただ、皿に乗って提供されるものは、普段からコメダ珈琲店で食べられるものばかり。
決められた内容になってしまうなら、同じ820円でコメダ珈琲店の他のメニューを試すのも一考だ。
わんたびオススメ近隣飲食店
アパホテル浅草田原町駅前周辺には、コンビニはセブンイレブンが2軒。いずれも信号を渡った先にある為、多少の不便さは否めない。
飲食店は浅草という場所柄、下町風情を残したお店も多い。その中から、他では食べられない、わんたびおすすめの飲食店を2つ紹介しよう。
「遠州屋」でいただくリーズナブルなマグロがおすすめ
ホテルから徒歩1分、鮮度にこだわった旨い海鮮を食べられる遠州屋。ランチタイムのまぐろぶつ切り定食がおすすめ。
「てらさわ」の江戸前な蕎麦と桜えびかき揚げが美味
浅草地区で美味しい蕎麦なら、てらさわ。名物、桜えびかき揚げまマストアイテム。
アパホテル浅草田原町駅前の詳細・基本情報とアクセス方法
▶公式サイトはこちら
【住所】東京都台東区西浅草1丁目2-3
【電話番号】0570080111
【価格帯】high10,000円・low4,500円(楽天トラベル目安)
【IN/OUT】15:00/11:00(プランにより異なる)
【駐車場】1,800円(1泊)
【アクセス】
・東京メトロ銀座線「田原町駅」1番3番出口徒歩1分
・つくばエクスプレス「浅草駅」A2出口徒歩8分
アパホテル浅草田原町駅前の大浴場でゆったりステイまとめ
アパホテル浅草田原町駅前は、ごく標準的なアパホテル。変わっている点と言えば、朝食会場が1階のコメダ珈琲店だという事である。
上野や浅草に徒歩圏内という好立地に加え、最寄り駅の目の前という利便性も強みだ。
これまでアパホテルに宿泊してきた方ならば、いつもと変わらぬホテルステイを実感できるだろう。
上野・浅草界隈にはいくつものアパホテルが存在するが、大浴場を完備しているアパホテルは少ない。比較的新しくて綺麗である点も考慮すると、即決しても良いホテルである。
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