博多駅筑紫口より徒歩7分、100円の路線バスも目の前に停まる、便利なアンカーホテル博多。
主要駅から徒歩圏内で1泊３,000円～と安く、簡単な朝食まで無料サービスという太っ腹なホテルだ。
今回は、このホテルに宿泊した際の正直な感想を綴っていこうと思う。
アンカーホテル博多外観と雰囲気
よくあるビジネスホテルの建物で、通りから奥まっている為、遠くからは見つけにくい。
ロビーやフロントも必要最低限の広さにとどめており、可もなく不可もなくといった感じだ。
エレベーターは1台のみ。チェックアウト時はストレスとなるだろう。
朝食会場となるダイニングスペースは、朝食時のみしか利用しないとあって、簡素な造りだ。
96室全てがシングルルームのアンカーホテル博多において、2人席や4人席ばかりなのが気になる。せっかく壁際にカウンターがあるにも関わらず、植物が置いてあるのみなのも残念だ。
アンカーホテル博多で実際に宿泊した部屋
部屋はとても綺麗で、構造の関係か、実際の広さよりも広く感じる。
スーツケースを床で広げられるだけのスペースはあり、不自由することはないだろう。
ただ、換気扇の音が大きく安眠の面で不安が残る。気になる人は耳栓を用意したほうがいいだろう。
ベッド周りのコンセント/ベッド横の壁に有り
ベッド横の壁にコンセントがあり、スマホの充電も容易だ。コンセントはデスクにもあるので、デスクではバッテリーの充電も可能である。
トイレ、風呂の水回り/清掃に不安が
ユニットバスは狭いながらも、ギリギリ不自由しないスペースは確保されている。
洗面台には泡で出るタイプの洗顔・ハンドソープが。浴槽の淵にはシャンプー類がボトルで用意されている。
シャワーは温冷のハンドルを回して調整するタイプのもので、適温にもっていくのが難しい。
洗面台の鏡は曇り止め加工しておらず、入浴後は不便である。
水回りはとても綺麗で使いやすいのだが、シャワーカーテンがカビだらけだったのが残念なポイントだ。
アメニティ/部屋には歯ブラシのみ
洗面台に歯ブラシがあるのみで、他はフロントで貰うシステムだ。
フロントではシェーバー、クシ、ボディタオルが用意されている。化粧水などは有料とのこと。
デスク周り・Wi-Fi/極めて優秀
docomoのスマホは電波も良好。無料Wi-Fiもストレスなく利用できる速度で、ネット環境は素晴らしい。
デスクも広く、ノートパソコンを楽々広げられる。有線LANも使えるので、デスク周りで不自由する事はないだろう。
デスクには電気ケトルが設置されているが、ミネラルウォーターは無い。徒歩1分圏内にセブンイレブンがあるので、事前に調達しておくといい。
その他
空気清浄機がフロント貸し出しなのは少々不便である。台数限定なので、チェックイン後、すぐさま入手しよう。
ズボンプレッサーは部屋にはなく、各フロアーに1台、エレベーター前に置いてある。
アンカーホテル博多の朝食
朝食は無料。パンとスープ、ドリンクのみの、ごく簡単なものだ。
全てビュッフェスタイルなのだが、配置が少し分かりづらい。パンとトースターが離れている上、トングがトースター側にしか無い。
トースターを使う時点でトングの存在に気が付いても、時すでに遅し。すでに手掴みでパンを取った後である。
ドリンクはミルクとオレンジジュース、コーヒーがラインナップ。個人的にはミルクを常温で置いておくのに抵抗があり、飲んでない。
スープはインスタントの簡単なものが数種類用意されている。
極めて簡単な朝食ではあるが、激安の宿泊料のみでサービスされるものなので、特に不満はない。
わんたびオススメ近隣飲食店
博多駅に福岡名物の飲食店が多数ある。その中でもぜひ試してほしいのが、うどんともつ鍋だ。
もつ鍋「おおやま」
博多駅直結のおおやまでは、一人でも気軽にもつ鍋が堪能できる。福岡流に、〆はちゃんぽん麺を選択しよう。
福岡うどん「因幡うどん」
うどん発祥の地・福岡のうどんは、柔らかい麺が特徴。そんな福岡流のうどんを忠実に守る因幡うどんは、博多駅直結で利便性も高い。
アンカーホテル博多の詳細・基本情報とアクセス方法
▶公式サイトはこちら
【住所】福岡県福岡市博多区博多駅南1丁目4−6
【電話番号】092-432-1211
【価格帯】low3,000円・high7,200円(楽天トラベル目安)
【IN/OUT】15:00/10:00(プランにより異なる)
【駐車場】近隣有料駐車場利用
【アクセス】
電車・各線博多駅徒歩7分
車・博多駅東ランプ3分
アンカーホテル博多まとめ
浴室の清掃や、就寝中の換気扇の音には不安が残るが、価格を考えればコスパは最強である。
平日は3,000円で駅から徒歩圏内、さらに朝食無料。ネット環境も優秀だ。
駅からの道すがら、飲食店やコンビニも無数にある。
「宿は寝るだけだから安く済ませたい」という人にピッタリのホテルではないだろうか。
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