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【広島】駅ビルで人気の回転寿司「すし辰」!名物生あなごや蒸し牡蠣など瀬戸内の味を堪能

この記事は約10分で読めます。

すし辰

全国には、回らない寿司屋に匹敵するような品質の寿司を提供する、ローカルチェーンの回転寿司が存在します。

札幌の「なごやか亭」や金沢の「もりもり寿司」が有名ですが、今回僕が訪れた広島の「すし辰」も、そのレベルに肩を並べる一軒です。

確かに、価格は全国チェーンより高めですが、「シャリからはみ出すほどの厚いネタ」と「食べ応えのある満足感」を考えると、その価格に見合う以上の美味しい寿司体験ができます。

中でも、風味と鯖の美味しさが一体となった「炙りばってら」は、全国を探してもこれ以上の品質には出会えないと断言できる逸品。

さらに、広島ならではの「生あなご」や「生しらす」といった、瀬戸内の地魚を鮮度抜群の状態で楽しめるのも、すし辰の大きな魅力です。

ただし、ひとつだけ読者の方に正直にお伝えしたいことがあります。

それは、お店のオペレーションが独特で、提供までに時間がかかるという点です。その注意点も含めて、JR広島駅直結の「すし辰」の魅力を徹底レビューしていきます。

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すし辰の外観と雰囲気|広島駅直結の便利なローカルチェーン

すし辰外観

すし辰広島に数店舗を構えるローカルチェーンですが、観光客が最も訪れやすいのは、JR広島駅直結の駅ビル「ekie」の店舗でしょう。

新幹線や在来線の待ち時間にも気軽に立ち寄れる、最高の立地です。

店内の雰囲気は、他の回転寿司チェーンと大きく変わらず、カウンター席とテーブル席が用意されています。

すし辰調味料

卓上には他の回転寿司店ではあまり見られない、面白い工夫がありました。

それは、東の辛口醤油西の甘口醤油が用意されていることです。

皿に2貫盛られてくるお寿司を使い、1貫は東の醤油、もう1貫は西の醤油で試してみるのが、僕の独自の楽しみ方。

個人的な好みですが、まぐろやサーモンなどの脂が多いネタは西の甘口、白身や青魚などの淡泊なものは東の辛口が合うと感じました。

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【注意喚起】すし辰のオペレーション|提供までに時間がかかる点だけ注意

すし辰の寿司は本当に美味しいのですが、ひとつだけ事前に知っておいてほしい注意点があります。

それは、注文から提供までにやや時間がかかることがあるという点です。

訪問時は店内が非常に賑わっており、職人さんが一貫一貫丁寧に仕上げている様子が印象的でした。

その分、一般的な回転寿司チェーンのスピード感をイメージしていると、少し待ち時間を長く感じるかもしれません。

特に炙り系や手間のかかるメニューは、注文が立て込む時間帯には提供まで時間を要する傾向があります。

とはいえ、これは決してマイナス面ばかりではありません。

ネタの仕上がりや鮮度を優先しているからこそ生まれる「待ち時間」だと感じました。

そのため、すし辰を訪れる際は、「サッと食べてすぐ移動」ではなく、「少し腰を据えて美味しい寿司を楽しむ」そんな気持ちで行くのが正解です。

新幹線の発車時刻が迫っている場合や、時間に余裕がないときは注意しつつ、逆に待ち時間も含めて楽しめる状況なら、満足度は間違いなく高い一軒だと思います。

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すし辰で実際に寿司を食べた感想|新鮮・肉厚で美味しいローカル寿司

オペレーションの難点を忘れさせるほど、すし辰の寿司は美味です。

シャリが大きめなのに、そのシャリからはみ出すような大きなネタ、そしてその厚さがすごい。

今回は、広島名物の「生あなご」や「蒸し牡蠣」、そして僕が感動した「ばってら」など、瀬戸内の味を中心にレビューします。

広島県産蒸し牡蠣の握り一貫|生のような絶妙な火入れ

すし辰の広島県産蒸し牡蠣の握り一貫

せっかく広島を訪れたなら、外せないのが「広島県産蒸し牡蠣の握り一貫」です。

身が驚くほど大きく、蒸してあるのに縮こまらず、ふっくらプリッとしています。

まるで生牡蠣のような、絶妙な蒸し加減で仕上げられていました。

牡蠣の濃厚な旨みを邪魔しないよう、酸味を抑えたポン酢を使うなど、美味しさを引き出す工夫が徹底されています。

質の高い牡蠣を330円で味わえるすし辰

回転寿司でこのレベルの牡蠣に出会えるのは、やはり広島だからこそですね。

広島名物!生あなご一貫|驚くほどの弾力と上品な甘み

すし辰の生あなご一貫

広島といえば穴子が有名ですが、こちらでぜひ試してほしいのが「生あなご」です。

一貫で350円とお値段は張りますが、品質は素晴らしいので、ぜひ注文したい一皿です。

煮穴子のふわっとした食感とは対照的に、生はフグのような力強い弾力があるのが特徴。

噛みしめるたびに、白身魚特有の上品な甘みが口いっぱいに広がります。

鮮度が命のネタなので、回転寿司で一貫から気軽に楽しめるのは、地元の仕入れに強い「すし辰」ならではの贅沢だと感じました。

瀬戸内の旬を味わう!生しらす軍艦|口の中でとろける磯の香り

すし辰の生しらす軍艦

続いていただいたのが、瀬戸内海の恵み「生しらす軍艦」です。

一匹一匹がキラキラと輝いており、鮮度の良さは一目瞭然。

口に運ぶと、つるりとした喉越しとともに、磯の豊かな香りがふわっと抜けていきます。

苦味が全くなく、とろけるような甘みを楽しめるのは、まさに産地が近い広島で食べる醍醐味。地魚を大切にするお店のこだわりが伝わる一皿でした。

新鮮な生しらすが330円で食べられるのは嬉しいですね。

コスパ最強!天然小あじの姿握り|骨せんべいのサプライズ

すし辰鯵

程よい厚みと弾力は、潮の流れに鍛えられた強い鯵の証拠。

プリッとして臭みがなく、ほどよい甘みを感じるのは、丁寧な下処理の賜物だと感じました。

さらに驚くのは、そのビジュアルです。片身ずつ握られた2貫に加え、中骨も余すことなく皿に鎮座しています。

すし辰骨せんべい

これは飾りではなく、店員さんに声をかけるとその場で揚げて骨せんべいにしてくれるのです。

カラッと揚がった骨せんべいは格別で、卓上の塩を振りかけていただくのが僕のおすすめです。

1皿2貫(+骨せんべい)で350円と、コスパ最強でした。

推しのはずの「まぐろ」は正直イマイチだった

すし辰まぐろ

すし辰に出向く前に公式サイトをチェックしていたので、推しである「まぐろ」を注文しました。

期待通り厚みのある身でしたが、残念ながら少し生臭さが気になり、味に密度がありません。

鮮魚は個体差で当たり外れがあるのは仕方のないことですが、価格重視の回転寿司チェーンで食べられるものと大差がなく、あえてすし辰で注文する必要性を感じなかったというのが正直な感想です。1皿2貫350円でした。

日本一の美味しさ!肉厚ばってら炙り|醤油なしで味わう極上の一品

すし辰ばってら炙り

すし辰が推すもう一品が、鯖の押し寿司である「ばってら」です。

塩〆、酢〆の二段仕込みという手間がかかった「ばってら」を、今回は炙りでいただきました。

二段仕込みのおかげで酢の加減が絶妙で、酸味もまろやか。炙ることで甘みも強調されています。

炙った香ばしい香りと、脂の甘み、鯖の風味が一体となり、仕上がりはなんとも言えない贅沢品に。

まさに「推しの逸品」でした。〆の風味を味わうために、醤油をつけずに食べるのをお勧めします。1皿2貫490円です。

二度驚く「びっくりねぎとろ」|口に広がるまぐろの甘み

すし辰びっくりねぎとろ

びっくりねぎとろ」は、そのメニュー名に偽りなく、二度ビックリさせられるので心臓の弱い人は要注意です(笑)

まず、圧倒的なねぎとろの量に驚きます。シャリより多いことは明らかなほどに盛られており、今にも崩れそうでした。

上の方だけつまんで食べてみると、口の中に広がるまぐろの甘みに二度驚かされます。

これまで感じたことのないようなまぐろの甘みで、食感を残すように叩いている為、なめらかでありながら弾力もしっかり楽しむことができる、満足度の高い一品でした。1皿2貫390円です。

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すし辰のその他メニューと価格

<170円>
コーン軍艦/納豆軍艦/山芋納豆軍艦/かに風サラダ軍艦
サーモン巻き/しんこ巻き/かっぱ巻き/梅しそ巻き/かんぴょう巻き
納豆巻き

<270円>
鯛皮芽ねぎ/いか沖漬け/やりいか下足
海鮮ユッケ軍艦/月見納豆軍艦/いか納豆軍艦/ツナサラダ
とろたく巻き/鉄火巻き/玉子握り

<330円>
朝湯で海老/生海老/海老天握り/赤貝一貫/ほたて一貫/
芽ねぎ/やりいか/やりいか塩レモン/やりいか粗切りわさびのせ
やりいかおろし土佐醬油/生だこ/生だこポン酢/ゆでだこ
生しらす軍艦/いくら一貫/サーモンアボカド軍艦/〆さば軍艦
うなぎ山かけ軍艦/ほっき貝サラダ/つぶ貝サラダ/厳選かずっ子軍艦
かに風味サラダ手巻き/まぐろ山かけ手巻き/海老天手巻き
サムライネギ鉄火巻き/広島県産蒸し牡蠣の握り一貫

<350円>
瀬戸内真鯛/瀬戸内真鯛塩レモン/瀬戸内真鯛昆布〆/はまち
炙り生海老塩レモン/炙り生海老焦がし醤油/炙り海老チーズ
えんがわ/手包み蒸し牡蠣/つぶ貝/まぐろ/厚切りサーモン
天然小あじ姿握り/ねぎとろ軍艦/海老フライ巻き/生あなご一貫
手包み炙りほたて塩レモン/手包み炙りほたて焦がし醤油

<390円>
しゃこ一貫/はまちねぎまみれ/炙りえんがわ塩レモン
炙りスーパーサーモン/炙りサーモン/炙りチーズサーモン
紅ずわいがに山盛り一貫
びっくりねぎとろ/月見しらす軍艦
炙りえんがわ焦がし醤油/鳥貝一貫/

<450円>
鯛と芽ねぎの柚子塩のせ/とろはまち/煮あなご/とろサーモン
いか食べ比べ三貫盛り/くじらユッケ軍艦

<490円>
肉厚ばってら/炙りばってら/活サザエ/うなぎ
生本まぐろ大とろ一貫/生本まぐろ赤身/炙りとろサーモン
しまあじ/かわはぎくずポン酢/馬肉の握り/人気三貫盛り
サーモン親子手巻き/鰻の香ばし手巻き/とろ鉄火巻き

<530円>
塩炙り三貫盛り

<580円>
生本まぐろ中とろ/瀬戸内三貫盛り/白身食べ比べ三貫盛り
海鮮手巻き

<590円>
瀬戸内真鯛食べ尽くし五貫盛り

<830円>
うに一貫/貝食べ比べ三貫盛り

<1,100円>
鮪の極三貫盛り

<1,260円>
サーモンコレクション

<1,330円>
瀬戸内五撰

※当記事内の価格は全て税込
※記事内のメニューと価格は2025.12現在

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すし辰の基本情報、営業時間とアクセス

【住所】広島県広島市南区松原町1−2 ekie広島1階 ekie DINING
【電話番号】082-207-3308
【営業時間】11:00~22:00(L.O.21:00)
【定休日】無し(ekie施設に準ずる)
【予約】不可
【キャッシュレス】クレジットカード、交通系電子マネー、楽天Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPay、PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY
【アクセス】JR広島駅直結
▶公式サイトはこちら

超個人的5段階評価
立地:★★★★★/駅直結で便利
コスパ:★★★★☆/全体的に高い
清潔度:★★★★★/とても綺麗
接客:★★★★☆/感じがいいが、提供は遅い
入りやすさ:★★★★★/ひとりでも入りやすい
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駅ビルで人気の回転寿司「すし辰」!名物生あなごや蒸し牡蠣など瀬戸内の味を堪能まとめ

駅ビルで気軽に、けれど回転寿司の枠を超えて広島の豊かな海をそのまま一皿に乗せたような体験ができる「すし辰」。

オペレーションの癖はありつつも、それを補って余りある「素材の力」を信じて訪れたい、僕が心からおすすめするお店です。

実際に足を運んで感じた魅力を、改めて3つのポイントで振り返ります。

  • 瀬戸内の地魚を駅直結で堪能: 広島名物の「生あなご」や「蒸し牡蠣」、鮮度抜群の「生しらす」など、地元の恵みを新幹線の待ち時間に楽しめるのは、観光客にとって最高の贅沢です。

  • 「炙りばってら」は唯一無二のクオリティ: 二段仕込みの手間暇かかったばってらは、すし辰の代名詞。これを目当てに訪れる価値がある、まさに日本一と言える逸品です。

  • 時間に余裕を持って訪れるのが吉: 丁寧な仕事ゆえに、提供までのオペレーションに時間がかかる面もあります。「美味しいお寿司をゆっくり楽しむ」という気持ちで、時間に余裕を持って訪れるのが正解です。

広島の玄関口で出会える、シャリからはみ出すほどの大きな感動。 お腹もしあわせもいっぱいになるこの一軒で、あなたの広島旅を最高の思い出にしてくださいね。

広島市グルメ
この記事を書いた人
ジャパトラ

関東在住の40代オッサン。
海鮮と海外ドラマをこよなく愛するブロガー。
「旅先のチェーン店、入るべからず」が座右の銘
でもスタバは入るぉ。
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