金沢駅から往復交通費・約500円
観光費用・1,000円~1万円
移動含めた所要時間・2~3時間
金沢駅から徒歩で20分の場所に、近江町市場はある。「金沢の台所」として地元民はもとより、観光客にも人気だ。
金沢の有名観光地「ひがし茶屋街」や「金沢城・兼六園」などからも比較的近い近江町市場は、約2,8haの敷地に約170店もの店が軒を連ねていた。
近江商人が発端となった近江町市場は、「おみちょ」の呼び名で親しまれている。
アーケードをくぐると、日本海で獲れた新鮮な魚や加賀野菜を扱う小売店を中心に、飲食店も多い。
金沢に訪れた理由が観光であっても、出張であっても、腹は減る。近江町市場内の飲食店は、どこも海鮮が有名なので、ぜひとも日本海の新鮮な魚に舌鼓を打ってほしい。
近江町市場は、まず食べ歩きから始める
近江町市場には鮮魚などを扱う商店と、新鮮な海産物を提供する飲食店があるが、観光もしくは出張でお邪魔する我々にとって、商店のお世話になる事は無いように思える。
ところが、実際に近江町市場を訪れてみると、大いにお世話になるではないか。
各商店が食べ歩き用の新鮮な海産物を用意しているのだ。
新鮮な加賀野菜に舌鼓
金沢市農産物ブランド協会が認定した、金沢市で生産される15の品目を加賀野菜と呼ぶ。
春には朝採りのタケノコ、夏には丸ナス、秋にはさつまいも「五郎島金時」と、季節に応じた旬の野菜を食べ歩きできる。
各商店でおすすめの調理法で調理されている為、次々と試したくなってしまうから不思議だ。
定番おやつも食べ歩き
冠は「市場」だが、近江町市場は卸しではない。小売店の集合体だ。鮮魚や野菜に特化した商店街である。
とはいえ、全国どこにでもある商店街のように、揚げたてのコロッケや焼きたての煎餅なんかも食べ歩き可能だ。ちょっとした小腹満たしにも利用できるのが、近江町市場の良いところでもある。
海鮮すらも食べ歩き
祭りの屋台でよく「あゆの塩焼き」を見かけたりするが、近江町市場は凄い。
生牡蠣やタコぶつまで食べ歩きできてしまう。
岩手の「わんこそば」と並んで、絶対に食べ歩きは不可能だと思っていたナマ物が出てくるのには驚いたが、それも鮮度に自信があるからこそ。
もちろん美味しく頂いたのは、言うまでもない。
近江町市場でゆっくり海鮮を楽しむ
食べ歩きも旅の醍醐味ではあるが、ちゃんとゆっくり座って食べたい人もいるだろう。
近江町市場に限らず、金沢では全体的に魚が旨い。たかが回転寿司ぐらいで、ビックリするような品質の寿司が出てくる。
無計画に、とりあえず見つけた寿司屋に入ったとしても、それなりの物が出されるであろう。街全体で魚のレベルが高いのだ。
近江町市場で手軽に海鮮を楽しみたいなら、「もりもり寿司」がおすすめ。テーブル席も多数、端末で注文可能な子連れでも安心な回転寿司だ。
本格的に名物の海鮮丼を楽しむなら「山さん寿司」だ。18種類の新鮮なネタを驚くビジュアルで盛り付ける。
近江町市場・アクセス
金沢駅より徒歩20分
バス停「武蔵ヶ辻」下車
<金沢駅より>
ターミナル7番より左回り(LL)、シャトル(S)乗車
<兼六園・金沢城公園より>
兼六園下・金沢城停留場よりシャトル(S)乗車
<ひがし茶屋街より>
橋場町停留場より左回り(LL)乗車
<21世紀美術館より>
広坂停留場よりシャトル(S)乗車
<にし茶屋街より>
広小路停留場より右回り(RL)乗車
<長町武家屋敷跡より>
香林坊停留場より右回り(RL)、シャトル(S)乗車
車
・森本ICから 約15分
・金沢東ICから 約20分
・金沢西ICから 約25分
徒歩での行き方
金沢への旅行や出張では、金沢駅を拠点とするのが便利だ。近江町市場へは金沢駅からも徒歩圏内なので、とても助かる。
しかも「行き方」なんて項目を作るまでもなく、金沢駅東口(鼓門)からひたすら真っすぐ進めば、15分~20分程度で右手に見えてくる。
金沢の名物グルメは近江町市場に集結・まとめ
近江町市場では、新鮮な鮮魚を地方発送もしてくれる。名物のカニやのどぐろも、市場ならではの価格で送ることができる。
飲食店もたくさん入っているので、疲れたら休憩できるのも嬉しい。「金沢の台所」近江町市場で新鮮な海鮮を楽しんでみてはいかがだろうか。
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