
大阪一のグルメ激戦区として知られる天神橋筋商店街。
なかでも寿司屋がひしめき合うJR天満駅周辺は、地元客と観光客の熱気で常に溢れかえっています。
その中心部で、ひときわ長い行列を作り「天満の寿司といえばここ」と誰もが口を揃える名店が、老舗の江戸前寿司「春駒」です。
ネット上でも「安い、旨い、ネタがいい」と大絶賛されるその魅力は、職人が握る新鮮な厚切りネタと、驚くほどのコストパフォーマンス。
しかし、人気店ゆえの悩みは「いつ行っても大行列」であること。至近距離に本店と支店があり、「どちらに並べばいいのか」と立ち尽くす方も少なくありません。
そこで今回、僕は実際に「春駒」の行列を4時間にわたって徹底検証しました。
一見、攻略不可能に思えるその列にも、実は並ばずに入れる「黄金の時間帯」が存在します。
この記事では、本店ならではの活気ある雰囲気や、失踪届けを出したくなるほど口の中で溶ける絶品ネタ、そして検証で見つけた「15時の法則」まで、僕のリアルな体験を交えて徹底レビューします。
春駒本店の外観と雰囲気

春駒本店は、天神橋筋商店街のメイン通りから少し入った場所にあります。店内はカウンター14席、テーブル2卓のこじんまりとした空間で、活気に満ち溢れています。
狭いカウンターの中に、3人の職人さんが元気な挨拶を交わしながら、手際よく寿司を握っています。まるで昭和にタイムスリップしたかのようなレトロな雰囲気は、春駒の大きな魅力の一つです。
春駒は本店と支店、どっちに行くべき?
春駒の本店と支店は、歩いて1分ほどの至近距離にあります。どちらも行列ができていることが多く、どちらに並べばいいのか迷ってしまいますよね。
結論から言うと、新鮮な厚切りネタやコスパの良さは共通しているので、どちらに行っても美味しい寿司が楽しめます。しかし、客層や滞在時間など、いくつか違いがあります。
- 本店の特徴:カウンター席がメインなので、一人客や少人数でサッと食事を済ませる人が多く、回転が速いです。
- 支店の特徴:テーブル席がメインなので、大人数での利用や、ゆっくりと食事を楽しみたい人に向いています。
一緒に食事をする人数や、お店での過ごし方で、どちらに並ぶか決めるのがおすすめです。
行列を避けるなら「15時」を狙え!
春駒は予約ができないため、行列に並ぶことは避けられません。しかし、僕の数時間にわたる検証の結果、行列を避けて入店できる、唯一のチャンスの時間帯を発見しました。
それが「15時」です。
とある日、開店時間の11時に行くと、すでに20人ほどの行列ができていました。すでに開店一巡目には入れないので、行列の様子を観察することにしたのです。
- 11:00開店!並んでいた3名を残し、一巡目の客が店内へ
- 11:30開店からの30分で行列がまた20名ほどに復活。一巡目から溢れた3人は、まだ先頭で並んでいる
- 11:45先頭の3人がやっと案内される
- 12:00一人案内されては一人新しく並ぶという「逆ところてん」現象が続く
- 13:00飽きてきたからドトールにコーヒーを買いに行く
- 13:30相変わらずの逆ところてん
- 13:50ついに逆ところてん解消。新規で並ぶ客<案内される客の図式になる
- 14:45待ち列が数人にまで減る
- 15:00ついに最後の客が案内された!と思ったら新規に2人並ぶ
- 15:10ついに待ち客ゼロになり、記念に外観写真をパシャリ(この記事の2枚目の写真)
- 15:20ビールと共に寿司が僕の口の中へ
16時過ぎにお店を出るころには、夕食組なのか、再び待ち列ができていました。
僕の4時間を無駄にしないためにも、この記事を読んだあなたは、ぜひ15時以降に春駒を訪れてみてください。
春駒で実際に寿司を食べた感想

春駒の寿司は、どれも新鮮でぶ厚いネタが特徴です。平日限定のお得なランチから単品まで、何を食べても大満足間違いなしです。
どのネタも鮮度抜群で大ぶり

※現在、写真の上にぎりの提供はありませんが、それぞれ単品で注文できます。(単品は2貫ずつ)
高級感漂う黒い皿に乗せられた寿司達は、どれもネタが大きく、まずはビジュアルで楽しませてくれます。
- はまち/適度な弾力で旨み凝縮
- タイ/コリコリ食感で鮮度の良さが全面に
- イカ/歯がサクッと入る歯ざわりと甘さが特徴的
- とろ/口の中で消えて無くなる。失踪届け案件
- 穴子/またまた失踪届け案件。タレ控えめ
- 数の子/ぷちぷちぷちぷち…
- エビ/切り身ではないエビが肉厚なのは意味不明
- アワビ/風味が強い
- うに/臭み無く、甘み強い
- いくら/ぷちぷちぷちぷち…
- カニ/肉厚で旨みが凝縮。口でエキスが広がるジューシーさ
寿司の注文は単品で2貫単位

ランチのにぎりは現在はメニューになく、ランチタイムでも単品で好きなものを注文するシステムに変更になっています。単品のにぎりは2貫単位で注文できます。
春駒では、回転寿司にように価格によって異なる種類のお皿で提供されます。お皿の数で会計をするので、食べ終わってもお皿は返さずに、目の前に重ねておきましょう。
〆の赤だしは必食!

春駒本店でしか味わえない、あさりの赤だしは必食です。
驚くほどたくさんのあさりが入っており、その量にきっと満足するはず。数えてみると、なんと43個ものあさりが入っていました。
赤だしそのものは甘さ控えめで、あさりの旨みが凝縮された上品な味わい。赤だし文化のない関東人でも美味しくいただけますね。
春駒のその他メニューと価格
握り(2貫)
165円…げそ/たまご
220円…いか/たこ
330円…まぐろ/芽ねぎ
385円…はまち/あじ/うなぎ/いわし/とびこ/生げそ/さば/生海老/鯛皮
440円…鯛/かに/サーモン/はまち腹/たらこ/甘えび
495円…煮穴子/貝柱/しゃこ/えび/かんぱち/ひらめ/かれいえんがわ
数の子/白とり貝/石垣貝/ほっき貝
550円…生だこ/しまあじ/金目鯛/サーモン腹/かんぱち腹/赤えび/白身昆布締め
605円…とろ/あわび/赤貝/うに/いくら/上うなぎ/サーモン腹あぶり/さざえ
つぶ貝/鯛三種盛り
935円…大とろ
990円…えび四種盛り
細巻き
110円…きゅうり巻/しんこう巻
385円…鉄火巻/なみだ巻
440円…いかきゅう巻
495円…うなきゅう巻
550円…かにみそ細巻
605円…とろ鉄火巻
715円…ねぎとろ細巻/とろたく細巻
手巻き(細巻きも可能)
110円…納豆巻/山芋巻/しそ巻/山ごぼう巻
275円…ツナサラダ巻/かにみそ巻
385円…サーモン巻
440円…エビサラダ巻/カニサラダ巻/サーモンサラダ巻/サーモンといくらの親子の再会巻
550円…ねぎとろ巻
その他一品料理 あり
※当記事内の価格は全て税込
※メニューや価格は2026.2現在
春駒本店の基本情報、営業時間とアクセス
【住所】大阪府大阪市北区天神橋5丁目5-2
【電話番号】0663514319
【営業時間】11:00~22:00(L.O.21:30)
【定休日】火曜日
【キャッシュレス】クレジットカード
【予約】不可
【アクセス】
大阪メトロ天神橋筋六丁目駅9番出口徒歩5分
JR天満駅徒歩5分
立地:★★★★★/駅近くで梅田駅から徒歩も可
コスパ:★★★★★/お値段以上。ニギリ
清潔度:★★★★☆/個人店ならではの雑多感あり
接客:★★★★★/活気があり親切
入りやすさ:★★☆☆☆/行列がネック
春駒周辺のおすすめ人気グルメ
春駒は日本一長い天神橋筋商店街の一角にありあます。周辺には、他にもたくさんの飲食店が立ち並んでいるので便利ですね。その中から、わんたびがおすすめする、大阪ならではのグルメをいくつか紹介します。
美味しいお好み焼きなら「ひろかずや」
夜から深夜にかけて営業している、おすすめのお好み焼き屋です。やさしい味の「豚玉」と、とろとろ「スジ煮込み」は必食です!

食べ歩きに最適なコロッケ「中村屋」
天神橋筋商店街に、なにやら行列ができる惣菜屋を発見。ダウンタウンの浜ちゃんもご用達の、スイーツのように甘いコロッケはいかがですか?

ショウヒキゲン3分?クレープ「あまのじゃく」
天満付近で美味しいスイーツを探しているなら、「あまのじゃく」がおすすめ。ショウヒキゲン3分の秘密やいかに?

「春駒」の行列を4時間検証!並ばずに入れるのは15時。厚切りネタのコスパが凄すぎるまとめ
春駒は、天神橋筋商店街で最高のコスパを誇る、行列のできる寿司店です。
- ふっくらシャリと厚切りネタ:新鮮で大きなネタは、お値段以上の満足感です。
- 必食の赤だし:あさりがたくさん!本店限定の赤だしはぜひ試してみてください。
- 行列を避けるには15時:予約不可なので、並ばずに入りたい方は15時以降を狙うのがおすすめです。
日本一長い「天神橋筋商店街」の様々な誘惑が待っていますが、後悔しないお店選びがしたいならば、ぜひ春駒の寿司を体験してみてください。


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