
静岡駅南口から歩いてすぐ、階段の下まで続く長い行列が目印の「清水港みなみ」。
ここは、まぐろの卸業者が直営する、静岡を代表するまぐろ丼ランチの名店です。
静岡市は、冷凍まぐろの水揚げ量日本一を誇る清水港を擁する「まぐろの街」。
だからこそ、静岡を訪れたなら絶対に外せないのがまぐろ料理です。
なかでも、このお店が絶大な支持を受ける理由は、卸直営だからこそ実現できる圧倒的な質にあります。
それも、利益が出ているのか心配になるほどの低価格。
今回、僕がいただいたのは、希少な「天然南まぐろ」を贅沢に盛り付けた一杯。
南まぐろは別名「インドまぐろ」とも呼ばれ、その身質の良さと濃厚な甘みは、まぐろの王様・本まぐろ(クロまぐろ)にも匹敵すると言われる最高級の品種です。
丼の上には、赤身から大とろ、さらには香ばしい炙りまで、ひとつの丼で5種類もの部位を一度に楽しめる、まさにまぐろのフルコースとも言える内容が並びます。
一口ごとに異なるまぐろの表情を楽しめる、美味しい驚きに満ちた実食レポをお届けします。行列を並んででも出会いたい、極上の「南まぐろ」をぜひチェックしてみてください。
清水港みなみの外観と雰囲気|行列の先に待つ、まぐろのパラダイス

お店はビルの2階にありますが、ランチタイムには1階の階段の外まで行列が伸びているのが日常の風景です。

ビルには入らず、ビルに向かって右側の階段に並びます。
清水港みなみは行列必至|行列待ち時間はどの程度か
清水港みなみは高品質・低価格を実現した優良店なので、平日休日問わず待ち時間を覚悟しなければなりません。
11時の開店一巡目に入るには、開店30分程前には並びましょう。
2巡目以降は30~50分程度の待ち時間が発生します。
13時を過ぎると20分程度の待ち時間に落ち着きますが、ラストオーダーが13時50分ですので、13時30分には並んでいたいですね。
順番が回ってきた時に全員が揃っていない場合、並びなおしのルールですので、注意しましょう。
また、各まぐろ丼は、ネタが無くなり次第終了です。閉店間際に訪れると、注文できる種類が少なくなりますので、重ねて注意が必要です。
店内の雰囲気
店内はカウンター席とテーブル席合わせ、約30席。
ホールを担当する従業員は、皆さん親切で丁寧です。従業員同士声を掛け合って、丼の残数などを共有する、チームワークを大切にした接客に好感が持てます。
清水港みなみの海鮮丼を実食レビュー|静岡で高コスパの天然南まぐろ丼
今回注文したのは、この店の真髄ともいえる「天然南まぐろ丼」。
2種類の醤油|部位で使い分けるのが正解

卓上にはさしみ醤油とあまくち醤油の2種類が置かれています。
従業員のおすすめは、あまくち醬油。
僕はもちろん、両方を試してきました。
養殖に比べて甘みの強い天然南まぐろですから、中とろや大とろとなれば、まぐろ自体に相当の甘みがあります。
赤身などのさっぱりした部位には、あまくち醬油を。中とろや大とろには、さしみ醬油を。部位によって使い分けるのが個人的にはおすすめです。
天然南まぐろ丼|5種の部位を一度に味わう贅沢

注文してから5分程で、天然南まぐろ丼が運ばれてきました。
まるでルビーのような、明るい色合い。その美しいグラデーションに思わず見惚れてしまいます。
せっかくの天然南まぐろの味を邪魔しないよう、酢飯の味は控えめ。すっきりとした味わいです。
この一杯で楽しめるのは、なんと5種類もの部位。
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赤身(3切れ):南まぐろ特有の、濃厚でねっとりとした旨みが凝縮されています。
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中とろ(4切れ):脂の甘みと身の旨みのバランスが完璧で、口の中で上品に溶けていきます。
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大とろ(2切れ):噛む必要がないほど、とろけるような脂の乗りは圧巻の一言。
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炙り(4切れ):表面を軽く炙ることで脂の香ばしさが際立ち、赤身やトロとはまた違った美味しいアクセントに。
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すきみ:なめらかな舌触りで、酢飯との相性は抜群です。
大とろの濃厚な脂も、あおさの味噌汁でさっぱり。最後のひと切れまで美味しく味わえます。
驚くべきは、その価格。これだけの高品質な天然南まぐろが盛られ、1,950円。2,000円でお釣りがくるんです。
さらに、7種類あるまぐろ丼のうち、この天然南まぐろ丼が最も価格が高い丼だということに驚きです。
これだけのボリュームとクオリティを一度に味わえるのは、卸直営店ならでは。
南まぐろが持つ、本まぐろよりも「甘み」が強いと言われる魅力を、余すことなく堪能できました。
清水港みなみのその他メニューと価格
天然南まぐろ丼…1,950円
(大とろ、中とろ、赤身、炙り、すきみの5種類の部位)
中とろ炙りハーフ丼…1,880円
(中とろの生と炙りをハーフ&ハーフで)
極み!まぐろたたき丼…1,480円
(とろける濃厚な味わい)
鉄火丼…1,480円
(生と漬けのハーフ&ハーフに変更可)
まぐろオールスターズ丼…1,680円
(南まぐろ、メバチまぐろ、びんちょうまぐろ、その他)
南まぐろ三昧丼…1,680円
(とろ、赤身、炙りの3種類)
本日のまぐろ丼…1,300円
(その日の仕入れにより異なる丼)
※当記事内の価格は全て税込
※メニューや価格は2026.5現在
清水港みなみ基本情報、営業時間とアクセス
【住所】静岡県静岡市駿河区森下町1-41タイヨウビル2階
【電話番号】0542880232
【営業時間】11:00~14:00(L.O.13:50)
夜は居酒屋営業
【定休日】無し
【キャッシュレス】クレジットカード、交通系電子マネー、楽天Edy、iD、QUICPay、楽天ペイ、PayPay、auPAY、d払い、メルPay、AliPay、WeChat pay
【予約】不可
【アクセス】JR静岡駅南口徒歩3分
▶公式サイトはこちら
立地:★★★★★/駅から至近距離で便利
コスパ:★★★★★/文句なしの高コスパ
清潔度:★★★★★/とても綺麗
接客:★★★★★/明るく親切
入りやすさ:★★☆☆☆/常に行列あり
静岡駅周辺で楽しむおすすめグルメ3選|まぐろ丼とあわせて巡りたい名店
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駿府城公園観光とセットで!「おでんやおばちゃん」の静岡おでん
静岡名物、真っ黒な出汁で煮込み、だし粉をたっぷりかけて味わう静岡おでん。
駿府城公園の観光とセットで味わていただきたいのが、駿府城公園内で駄菓子屋併設を併設した「おでんやおばちゃん」です。
青空の下で美味しい静岡おでんを楽しむことができます。ひとつから気軽に購入できるのも嬉しいポイント。

浜松餃子なら、JR静岡駅直結の「石松餃子」
浜松まで足を運ばなくても、静岡駅で気軽に浜松餃子が楽しめます。しかも、石松餃子は浜松餃子のパイオニア。元祖の味を心行くまで味わってください。

夜のみ営業、「繫ちゃんラーメン&なごみ」で昔ながらの中華そばを
駿府城公園からもほど近い場所に位置する繫ちゃんラーメン&なごみでは、思わず飲み干してしまうあっさりスープの中華そばや、珍しいしば漬けチャーハンがいただけます。
営業は夜から深夜にかけて。静岡の美味しい海の幸を肴に飲んだ後、〆の一杯にいかがですか?

清水港みなみの天然南まぐろ丼!行列の待ち時間やメニュー、5種の部位をレポまとめ
静岡駅周辺で最高のまぐろを求めるなら、「清水港みなみ」は間違いなくその答えの一つでした。
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5種の部位を網羅する「天然南まぐろ丼」:赤身から大とろ、炙りまで、南まぐろの魅力を一丼で完結させる贅沢な構成が魅力です。
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卸直営だからこその「鮮度とコスパ」:この質のまぐろをこの価格で提供できるのは、まさに静岡の底力。行列ができるのも納得の満足度です。
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ランチ限定、売り切れ御免の特別感:お昼どきのみの営業で、ネタが終われば終了。その希少性が、さらに一杯の価値を高めてくれます。
静岡の旅の思い出に、とろけるようなまぐろの甘みを心ゆくまで楽しんでみてください!

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