新型コロナウイルスの影響で、営業時間の変更やメニューの変更がある可能性があります。

【天文館通】鹿児島No.1ときわすれで想像を超える料理の数々を

この記事は約6分で読めます。

鶏刺し

出会いは偶然。狙っていた店が満席で入れず、ひょんなことから「ときわすれ」を訪れた。

文字だけのメニュー表から想像を膨らませていると、出てくる料理のビジュアルも味も驚くべきもの。想像のひとつもふたつも超える美味しさに、酒がすすむ物ばかり。

酒と言えば、鹿児島なのでもちろん焼酎だ。ときわすれでは、驚くほどの種類の焼酎を揃えている。おすすめの焼酎はもとより、おすすめの飲み方も教えてくれるので、焼酎初心者も安心。

まさしく「時を忘れる」晩酌で、長居してしまうこと間違いなしである。

思いがけずに出会ったとんでもない良店に、僕にしては珍しく1回の旅行で複数日に渡り訪れることになった。

今回、大人の事情で焼酎の数々を紹介できないのは残念だが、想像を超えるときわすれの料理を紹介していくので、鹿児島を訪れた際にはぜひとも足を運んでほしい。

(焼酎については、いずれ別のブログで紹介しリンクを貼るので、それまでお待ちを。)

スポンサーリンク

ときわすれの外観と雰囲気

ときわすれ外観

JR鹿児島中央駅より路面電車に乗り、「天文館通」電停で下車徒歩2分。ときわすれは鹿児島きっての繁華街「天文館」の裏路地に店を構える。

JR鹿児島中央駅から歩いても20分程度なので、駅周辺にホテルを取っている場合でも、酔い冷ましにちょうどいい距離だ。

店内に一歩足を踏み入れると、元気のいい女将さんが出迎えてくれた。そして次から次へと訪れる客達で、店内も活気づく。

居心地が良すぎるので、深酒には注意しよう。

人気店なので、予約をしておくと安心。
スポンサーリンク

ときわすれの美味し過ぎる料理の数々

今回、2日間に渡り、鹿児島でしかお目にかかれない薩摩料理を中心に注文してきたので、紹介していこう。

キビナゴ塩焼き

キビナゴ塩焼き

鹿児島県の西に位置する甑島こしきしまは、日本有数のキビナゴの産地として知られている。鹿児島では刺身や焼きに揚げと、さまざまな調理法で食されるキビナゴ。今回は塩焼きを注文した。

皿に盛られた岩塩をちょんちょんと付けて頭から頬張ると、香ばしさとほんのり軽い苦味が焼酎によく合う。

鹿児島名物としてキビナゴの刺身が注目されがちだが、個人的には塩焼きの素朴な味がたまらない。

豚しゃぶサラダ

豚しゃぶサラダ

黒豚が名産の鹿児島県では、豚のしゃぶしゃぶが広く親しまれている。

ときわすれでは、豚のしゃぶしゃぶをボリュームたっぷりのサラダに。まろやかな味わいのごまドレが野菜に絡み、最後まで美味しくいただける。

地鶏刺

地鶏刺

驚くことに、鹿児島県では鶏肉を刺身で食べる習慣がある。刺身とは言っても、表面を軽く炙って出す「たたき」だ。

マイスター認定制度により、食中毒の心配なく味わえる鹿児島の鶏刺。古くは江戸時代から親しまれていた記録も残っている。

ときわすれでは、贅沢にも胸とももの2部位を盛り付け。弾力のあるコリコリ食感が癖になる、これまた焼酎が進む肴だ。

しょうがやニンニクなどの薬味も添えられてはいるが、肉自体に臭みは全くない。九州特有の甘い醤油との相性もバッチリである。

さつまいも天

さつまいも天

鹿児島県を代表する農産物と言えばさつまいもである。さつまいもを細切りにしてかき揚げにする「がね」という郷土料理もあるが、今回はオーソドックスに天ぷらをいただいた。

ときわすれでは、下茹でしたさつまいもを使うことで、ムラなく全体がホクホクに仕上がるのだとか。

天つゆも出てくるが、添えてある岩塩で食べるのがおすすめだ。

地鶏炙

地鶏炙

鹿児島県では鶏を炭火で炙った料理もマストで、ときわすれではレバーやハツなどの部位も炙りで提供される。とりわけレバー炙が人気とのことだが、初心者の僕はオーソドックスな地鶏炙を注文した。

弾力のある鶏肉を噛みしめる毎に香ばしさと旨味が広がる、想像をはるかに超える逸品である。

ゆずこしょうを添えると、爽やかさもプラスされ、また違った味わいになるのも嬉しい。

きゅうりのたたき

きゅうりのたたき

全国どこの居酒屋にでもあるようなメニューでも、ときわすれにかかれば最高の肴になる。

濃くも薄くもない、ちょうどいい塩梅の味付けに胡麻の風味が加わり、サラダ感覚で箸が止まらない。どうしても肉料理が中心になってしまった時の箸休めにも最適だ。

貝汁

貝汁

酒の〆でとても沁みたのがこの貝汁である。

大量のあさりと、あさりから出たダシ。ひと口目からあさりの強烈な風味と旨味が広がり、思わず笑みがこぼれる。

僕のバカ舌によれば、味噌味ではなく塩味?ただただ、あさりの風味をとことん楽しむ為の1杯なのだ。

美味しい料理と共につい深酒をしてしまった胃に優しく、あっという間に完食してしまった。

スポンサーリンク

ときわすれのその他メニューと価格

【肴】
チャンジャ…490円/梅くらげ…440円/鮫ナンコツ…550円
豚みそ…550円/ホタルイカの沖づけ…550円/冷奴…380円
トマトスライス…550円/きゅうりのたたき…550円
たぬき奴…490円/えいひれ…660円/茶豆(焼・ゆで)…550円
塩ゆで落花生…660円/いかすみサキイカ…660円

【菜】
木の子ベーコンサラダ…710円/シーザーサラダ…710円
豚しゃぶサラダ…880円/ポテトサラダ…660円

【炙】
地鶏炙…710円/せせり炙…710円/レバー炙…710円
鶏ハラミ炙…710円/ハツ炙…710円

【逸品】
地鶏(刺・ゆっけ)…710円/皮酢…710円
明太子(焼・炙)…660円/砂ズリポン酢…710円
だし巻き玉子…710円/揚げ出し豆腐…660円/揚げ豆腐…490円
あさり(酒蒸し・バター)…660円/板わさ…550円
焼ソバ(ソース・塩)…930円/山芋短冊…490円
山芋明太子…710円/チーズ(ソーセージ・椎茸)…820円
アンチョビキャベツ…550円

【天】
海老…1,500円/野菜…710円/キビナゴ…660円
ガネ…710円/キス…930円/いかすみサキイカ…710円
さつまいも…500円

【焼魚】
特大縞ホッケ…1,650円、ハーフ880円
特大鯖塩焼…1,320円、ハーフ770円
キビナゴ塩焼き…660円

【揚】
鶏唐揚…770円/せせり唐揚…710円/キビナゴ唐揚…600円
タコ唐揚げ…660円/チキン南蛮…880円/せせり南蛮…880円
鶏皮せんべい…660円/串揚(5種盛)…820円
ちくわ磯辺揚…550円/ポテトフライ…550円

【炒】
和牛ホルモン(塩・みそ)…1,000円/ゴーヤチャンプル…820円
豚もやし(キムチ・オイスター)…770円

【飯・汁】
目玉焼飯…550円/焼めし…770円/お茶づけ梅…550円
みそ汁…330円/貝汁…440円/あおさ汁…330円

※当記事内の価格は全て税抜
※メニューや価格は2023年8月現在

スポンサーリンク

ときわすれの基本情報、営業時間とアクセス

【住所】鹿児島県鹿児島市千日町3−7
【電話番号】0992236158
【営業時間】17:00~23:00
【定休日】なし
【キャッシュレス】クレジットカード
【アクセス】路面電車「天文館通」電停で下車徒歩2分

超個人的5段階評価
立地:★★★★☆/駅から遠いが路面電車電停から近く
コスパ:★★★★★/最高
清潔度:★★★★★/とても綺麗
接客:★★★★★/元気で活気あり
入りやすさ:★★★☆☆/人気店ゆえ予約おすすめ
スポンサーリンク

鹿児島No.1ときわすれで想像を超える料理の数々を まとめ

鹿児島名物の数々を圧倒的コスパで楽しみたいのならば、ときわすれが最適。どの料理も想像を超える完成度で、心から満足するはずだ。

地鶏刺…鹿児島特有の食文化
キビナゴ塩焼き…鹿児島で親しまれている食材

特に上記2点は必食。
種類豊富な焼酎と共に美味しい料理を楽しんだ〆には、ぜひ貝汁も飲んでほしい。

鹿児島中央駅からは少し歩くため、路面電車の利用がベスト。鹿児島きっての繁華街「天文館」に店を構えているので、観光のついでに立ち寄るのに便利だ。くれぐれも予約を忘れないように注意したい。

鹿児島市グルメ
この記事を書いた人
ジャパトラ

関東在住の30代オッサン。
海鮮と海外ドラマをこよなく愛するブロガー。
「旅先のチェーン店、入るべからず」が座右の銘
でもスタバは入るぉ。
Twitterのフォロー、よろしくお願いします。

ジャパトラをフォローする
ジャパトラをフォローする
スポンサーリンク

コメント