鹿児島を代表するグルメといえば、新鮮な魚介類は外せません。
旅の玄関口であるJR鹿児島中央駅に、地元の人々はもちろん、県外からも多くの食通が訪れる回転寿司があるのをご存知でしょうか?
その名も「廻る寿司めっけもん」。テレビ番組で「全国1位」に選ばれた実績を持つ、知る人ぞ知る名店です。
「新幹線を待つ短い時間で、海鮮をパパっと楽しみたい」
そんな要望に応えてくれる「廻る寿司めっけもん」ですが、その凄さはネタのクオリティーにあり。
鹿児島で獲れた地魚も種類豊富に揃え、ちゃんと職人さんが握ってくれるお寿司は、もはや回転寿司のレベルを超えています。
今回は僕が実際に鹿児島中央駅店で、その驚きのクオリティーと、鹿児島ならではの地魚を心ゆくまで堪能してきました。
この記事を最後まで読めば、きっとあなたも「廻る寿司めっけもん」のとりこになるはず!
めっけもん鹿児島中央駅店の外観と雰囲気|旅の合間に立ち寄れる気軽さ
JR鹿児島中央駅構内にあるグルメ横丁にお店を構えているため、アクセスの良さは抜群です。
改札を出て30秒もかからないほどの近さで、時間の限られた旅行者にとっては非常にありがたい立地ですね。
店内はカウンター席がメインで、20席ほどとコンパクトなつくり。お昼時や週末は列ができることもあるので、少し時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。
店内は活気があり、元気な声で迎えてくれます。職人さんが目の前で一貫ずつ丁寧に握る姿を眺めていると、回転寿司とは思えないほどのライブ感にワクワクしちゃいますね。
お寿司は廻っているものを自由に取ることもできますが、せっかくなので、ぜひ握りたてを味わってください。
卓上の用紙に記入して渡すと、職人さんが自分のためだけに握ってくれるので、その特別感も楽しめますよ。
めっけもん鹿児島中央駅店で実際に寿司を食べた感想
卓上には、醤油が2種類用意されています。九州特有の「甘口醤油」と、それに出汁を加えた「めっけ醤油」です。
関東で使われる濃口醤油も、お願いすれば用意してくれます。
全国でも有数のお茶の産地を抱える鹿児島県らしく、自分で注ぐお茶はもちろん、県内の知覧茶。
「廻る寿司めっけもん」では、種類豊富に揃った鹿児島で獲れる地魚はもちろん、醤油やお茶にまでこだわっているんです。
そんなこだわりのお寿司をいろいろ堪能してきましたので、僕が特におすすめしたいネタを紹介します。
高級魚アラをリーズナブルに
「アラ」と聞いてピンとこない人もいるかもしれませんが、実はクエのこと。
料亭などでしかお目にかかれない「幻の魚」として知られる超高級魚です。
漁獲量が少ないため、キロ5千円はくだらない高級魚が、ここ「廻る寿司めっけもん」では驚きの473円。
実際に食べてみると、弾けるような身のシコシコとした歯ごたえに感動!
それでいて、上品な脂がじゅわっと広がり、旨味が口いっぱいに満ちていきます。
こんなに美味しい魚が気軽に味わえるなんて、鹿児島に来て本当に良かったと心から思いました。
迷ったらコレ!鹿児島三貫王
鹿児島に来たからには絶対に食べてほしい、地魚3種を一度に楽しめるのが「鹿児島三貫王」です。
写真左から紹介します。
きびなご: 鹿児島の郷土料理に欠かせない、きびなご。青魚特有の臭みは一切なく、凝縮された旨みと、ほどよい身の弾力がたまりません。酢味噌でいただくのが、鹿児島流です。
うなぎ: 鹿児島はうなぎの養殖生産量が全国一位!香ばしく焼き上げられたうなぎは、ふっくらとろけるような食感で、口の中でとろけます。
タカエビ(薩摩甘えび): 鹿児島を代表するタカエビは、「薩摩甘えび」という別名を持つほど濃厚な甘みが特徴です。とろんとした食感と、甘えびを超えるほどの濃い甘みがたまりません。軍艦でいただくので、一口で旨みが爆発するような美味しさでした。
脂乗り最高なカンパチ
鹿児島県はカンパチの養殖生産量が日本一。「本場の鹿児島で食べるカンパチが美味しいのは当たり前」そう思っていました。
しかし、実際に食べてみると、その美味しさは想像以上。
脂が乗っており、噛むたびに口の中に広がる上品な甘みがたまりません。
噛み応えのある食感も心地よく、まさに「本物のカンパチ」を味わっているという感動がありました。
ねっとり本マグロ赤身
お寿司といえば、やはりマグロは欠かせませんよね。
「廻る寿司めっけもん」でいただく本マグロは、たっぷり旨味を蓄えた、鮮やかな赤色が特徴です。
口に運ぶと、すぐにねっとりとした食感を感じられ、噛むほどに赤身ならではの濃厚な旨味がじんわりと広がります。
職人が握った、上質な本マグロが473円という価格は、回転寿司だからこそのリーズナブルさ。
思わず「もう一皿!」と追加注文したくなっちゃいますね。
とろける本マグロ大トロ
質の高い本マグロ赤身に感動したので、大トロも注文してみることに。
見た目にはサシ(脂身)が控えめだったので、少し不安を感じます。しかし、一口食べればその疑念はすぐに吹き飛びます。
口に運んだ瞬間、甘い脂がジュワッと広がり、それでいて後味は全くしつこくありません。 濃厚な旨味と上質な脂が調和した、まさに「極み」の1貫です。
1貫で473円と値が張りますが、カウンターのお寿司屋さんで食べたら倍以上の値段は確実。
そう考えると、「廻る寿司めっけもん」でこの大トロを味わえるのは、本当に幸運なことだとおもいませんか?
めっけもん鹿児島中央駅店のその他メニューと価格
154円皿
玉子握り/コーンサラダ軍艦/ツナサラダ軍艦/納豆軍艦
いなり/かっぱ巻き/おしんこ巻き/ツナコーン軍艦
198円皿
かんぴょう巻き/梅キュー巻き
253円皿
まぐろ/蒸しえび/やりいか/蒸しホタテ/鉄火巻き
ねぎトロ納豆軍艦/まぐろクリームチーズ軍艦
ねぎトロ巻き/トロたく巻き/エビマヨレタス巻き
308円皿
水いか/サーモン/煮タコ/えびマヨサラダ
いかマヨサラダ/サーモン巻/まぐろマヨ炙り
まぐろネギ塩炙り/とびっこ軍艦/ねぎトロ軍艦/フエフキ鯛
ホッキ貝サラダ軍艦/自家製〆さば/天然カンパチ
363円皿
本マグロ中トロ一貫/筋子握り一貫/生えび/真つぶ貝/天然真鯛
えんがわ/ツブ貝茎わさび軍艦/サーモンマヨサラダ
たかえび軍艦/煮たこ
473円皿
本まぐろ赤身/煮穴子/生ホタテ/いくら軍艦/アラ
えんがわ炙りレモン塩/えんがわホルモン炙り
本まぐろ大トロ一貫/蒸しズワイガニ一貫握り
国産うなぎ一貫/炙りサーモンレモン塩
616円皿
生ホタテ炙りレモン塩/焼き穴子
726円皿
うにイクラ軍艦
836円皿
穴子一本握り
946円皿
ウニ軍艦
人気もん味比べ三貫各種あり
※当記事内の価格は全て税込
※メニューや価格は2025.9現在
めっけもん鹿児島中央駅店の基本情報、営業時間とアクセス
【住所】鹿児島県鹿児島市中央町1丁目1
【電話番号】0992981515
【営業時間】
ランチ11:00~15:00(L.O.14:30)
ディナー17:00~21:00(L.O.20:30)
【定休日】不定休
【予約】不可
【キャッシュレス】クレジットカード、交通系電子マネー、PayPay、Payどん
【アクセス】JR鹿児島中央駅構内
▶公式サイトはこちら
立地:★★★★★/駅構内で文句なしの立地
コスパ:★★★★★/お値段以上の品質
清潔度:★★★★★/とても綺麗
接客:★★★★★/元気があり丁寧
入りやすさ:★★★★☆/1人でも入りやすいが、待つことあり
驚きのクオリティー!回転寿司『めっけもん』で地魚を堪能まとめ
JR鹿児島中央駅構内にある『廻る寿司めっけもん』は、新幹線の待ち時間にも気軽に立ち寄れる、旅の強い味方です。
しかし、ただアクセスが良いだけではありません。
「アラ」や「カンパチ」、「タカエビ」など、鹿児島ならではの新鮮な地魚を驚くほどリーズナブルな価格で味わえる、まさに「地魚の宝石箱」のようなお店でした。
高級魚から地元で愛される魚まで、質の高いネタを使ったお寿司は、回転寿司の概念を覆すほどの美味しさです。 鹿児島を訪れた際には、この感動的な美味しさをぜひ体験してみてください。
コメント